白いひつじ

長野まゆみ【著】

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2009/11/30
• JAN: 9784480804235

商品レビュー

2025/07/05

なんとなく私の中で「そうだ。長野まゆみさんの本を読もう」となったので、手に取ってみた一冊。
これまで読んできた長野まゆみさんの本と、ちょっと違う……？
私の中での長野まゆみさんって何度読んでも理解できない領域のある作家さんだったんですが、今回の本はやさしい。というか伏線が回収されてる、てっきり放置されると思ってたのに。え、なんでだ。
これはこれで好みなんですが、動揺してます。

2024/11/25

大学に入り、居住するアパート探しをする青年、鳥貝に、いろいろな人物との出会いが。そんな気はないのに、いきなりキスをしてくる男、百合子。
両親は養父母であった、実の母との不思議な出会いと関係性。
ふんわりとした感じで進行していく。

2024/02/24

高校生の頃に読んだものをもう一度読み直し。

そういえばこういう話だったな、と思うと同時に、私はこんな"洒落た"大学生にはついぞなれないまま4年間を過ごして卒業し、社会人になってしまったなと思いました(その今ですらここに登場する彼らよりよほど子供っぽいのですが)
具体的な内容をほぼ覚えていなくてもスルスル読めたのは一度読んでいるからというのもありそうですが、そもそも読みやすい文章なんだと思います。