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ウイスキーの科学 知るほどに飲みたくなる「熟成」の神秘 ブルーバックス
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ウイスキーの科学 知るほどに飲みたくなる「熟成」の神秘 ブルーバックス

古賀邦正【著】

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ウイスキーの科学 知るほどに飲みたくなる「熟成」の神秘 ブルーバックス

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/11/20
JAN 9784062576581

ウイスキーの科学

¥990

商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2024/10/27

目下一番好きなお酒であるウイスキーについて、その製作過程における不思議を解き明かした本。いや、科学では解明しきれないその精妙さや不思議について語っている本。 著者のウイスキーへの愛情がたっぷりと感じられて嬉しい。 途中からはブルーバックスらしく化学式がたくさん出てきて、中々読...

目下一番好きなお酒であるウイスキーについて、その製作過程における不思議を解き明かした本。いや、科学では解明しきれないその精妙さや不思議について語っている本。 著者のウイスキーへの愛情がたっぷりと感じられて嬉しい。 途中からはブルーバックスらしく化学式がたくさん出てきて、中々読むのに苦労したが著者の語り口に乗せられて何とか読み切りました。 一番驚いたのは、ウイスキーでよく10年ものや18年もの等の物があるが、18年とか25年物になるのは仕込み時からそこを目指す、あるいは商品として作るのではなく、あくまでも樽の中で熟成を始めてその様子を見ながら、まだ熟成できるまだ寝かせられるの繰り返しで、結果として25年物になるという事です。 要するに長い年月熟成できるという事は、ある意味運まかせの部分が大きいという事。実感として15年以上のウイスキーはある程度高価なものが多い様に思うが、この事を知り仕方ないかなとも思いました。これからは心して飲みたいです。

Posted by ブクログ

2020/09/06

前半はウイスキーの概要。歴史、作り方など。 ウイスキーの現状についての記述は、ところどころ今(2020年)は違うところもあるので、注意が必要。 後半は、ブルーバックスらしい、化学的な示唆に富んだ内容。ただでさえ反応が複雑な酒造りにあって、ウイスキーはさらに蒸留器や樽も絡めた複雑...

前半はウイスキーの概要。歴史、作り方など。 ウイスキーの現状についての記述は、ところどころ今(2020年)は違うところもあるので、注意が必要。 後半は、ブルーバックスらしい、化学的な示唆に富んだ内容。ただでさえ反応が複雑な酒造りにあって、ウイスキーはさらに蒸留器や樽も絡めた複雑な反応系が加わることで、より奥深さが加わっている。 ウイスキーの美味しさの虜になった人が、その奥にある化学の深遠さに思いを寄せるもよし。化学のバックグラウンドがある人が、身近な複雑系としてウイスキーに興味を深めるのにもオススメの一冊。

Posted by ブクログ

2018/10/07

いつだったかに購入し積読のままだった物を読了。 前半でウイスキーの種類・製法・歴史を、後半で各成分の分析が述べられている。特にエタノール水溶液の状態変化をDSCで見たものが興味深かった。あと、スチルポットが銅製なのも触媒的な意味がある事を知り深く頷けた。

Posted by ブクログ

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