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平家物語を読む 古典文学の世界 岩波ジュニア新書16
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1980/05/20 |
JAN | 9784005000166 |
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平家物語を読む
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平家物語を読む
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
古典文学に平家物語は…
古典文学に平家物語は欠かせません。じっくり順を追って読むことをおすすめします。
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「祇園精舎の鐘の声~」という冒頭は知っていても、本編は読んだことがないという人は多いだろう。自分もその一人で、2012年の大河ドラマ「平清盛」を見るまでは全く興味がなく、なぜ戦国時代を舞台にした大河でないのかと残念に思ったほどである。 しかし、何気なく見ているうちに、複雑に絡み...
「祇園精舎の鐘の声~」という冒頭は知っていても、本編は読んだことがないという人は多いだろう。自分もその一人で、2012年の大河ドラマ「平清盛」を見るまでは全く興味がなく、なぜ戦国時代を舞台にした大河でないのかと残念に思ったほどである。 しかし、何気なく見ているうちに、複雑に絡み合う人間関係やHD画質を効果的に用いたリアルな表現に引き込まれ、すっかり虜になっていた。当然、原作である平家物語にも食指を伸ばすことになるのだが、まずは入門書的なものから理解を深め、ゆっくり楽しんでいこうというわけで、本書を手に取った次第である。 本書の特徴は、平清盛、忠盛、知盛、木曾義仲など、特に重要な位置づけである10人を取り上げ、彼らの群像劇から長大な物語に触れるというもの。平家、源氏に関わらず、登場人物は皆その混沌とした時代を全力で駆け抜けた様が丁寧に解説されているため、時系列で出来事を追う方式よりも読み易く感じられた。 既に大河の放送は最終回を終えたが、ドラマでの描かれ方を思い出し、比較しながら奥深い物語を楽しむのには、まさにうってつけの入門書。
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今年の大河ドラマは平清盛です。 ふと「平家物語って、学校の授業で冒頭を暗記させられたことはあるけど、読んだことないなあ」と思って、入門編のつもりで読みました。 平家物語の中から、平忠盛、祗王・仏、俊寛、文覚、平清盛・木曾義仲、源義経、平忠度、平知盛の10人を取り上げ、各人の人柄...
今年の大河ドラマは平清盛です。 ふと「平家物語って、学校の授業で冒頭を暗記させられたことはあるけど、読んだことないなあ」と思って、入門編のつもりで読みました。 平家物語の中から、平忠盛、祗王・仏、俊寛、文覚、平清盛・木曾義仲、源義経、平忠度、平知盛の10人を取り上げ、各人の人柄を伝えるとともに、文学作品としての平家物語を浮き彫りにしていく本です。 読み進めていくと、知っているエピソードが満載でした。 平家物語全体として読んだことが無くても、エピソード単位で読んでいました。 「祇園精舎の鐘の声」ではじまる有名な平家物語は、「盛者必衰の理をあらわす」ものです。 どの人物がどのように運命の上昇気流に乗り、どのように衰退していったのか、わかりやすく書かれていました。 次は現代語訳をされた平家物語を読んでみる予定ですが、きっとこの本で確認したことが手助けしてくれると思います。
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