商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/11/20 |
JAN | 9784103120827 |
- 書籍
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ロスト・トレイン
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ロスト・トレイン
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商品レビュー
3.7
50件のお客様レビュー
少しだけ不思議なファンタジー。 居場所に疑問を抱いていた人たちの、自問自答の旅と言ってもいいか。 主人公がラストにヘタレっぷりをみせてしまったので、少し評価は低め。それでも、話自体は面白く、読みやすいので星は3つとした。
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たまたま手に取った雑誌の記事を読んで廃線跡に興味を持った牧村。そんな彼は廃線跡を見にいった先で出会った鉄道マニアの平間老人と、世代を超えて友情で結ばれることとなります。ところが平間は、始発駅から終着駅までたどれば奇跡が起こると廃線マニアのあいだでまことしやかに語りつがれている「ま...
たまたま手に取った雑誌の記事を読んで廃線跡に興味を持った牧村。そんな彼は廃線跡を見にいった先で出会った鉄道マニアの平間老人と、世代を超えて友情で結ばれることとなります。ところが平間は、始発駅から終着駅までたどれば奇跡が起こると廃線マニアのあいだでまことしやかに語りつがれている「まぼろしの廃線跡」のことを牧村に話してから間もなく、消息を絶ってしまいます。彼はどこへいってしまったのか?彼の手がかりを追って、テツ仲間だという菜月とともに東北へ向かうのですが…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
廃線跡を巡るちょっとした冒険譚。 パートナーである倉本さんが、無邪気なようでいて狂気を秘めており、それが終盤なんだか唐突に姿を現すので、前半の話が全部吹っ飛んでしまった。 なんだろう、もうちょっと伏線というか、予兆のようなものが欲しい。 何かを手に入れようとする「ぼく」と、何かを捨てにきた倉本さんの対比というか。 捨てることをひとまず先送りにした倉本さんに対して、「ぼく」の方にそれに対応する何かが足りない。 お互いに何かを先送りをしてバランスが取れるんじゃなかろうか。上手く言葉にできないけれど。
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