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月夜のチャトラパトラ 講談社・文学の扉
1,540円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/11/14 |
JAN | 9784062158640 |
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月夜のチャトラパトラ
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月夜のチャトラパトラ
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
トルコの観光地、カッパドキアの洞窟ホテルに集う人たちのお話。 図書館で、児童書や中高校生向けのエリアの棚にみつけました。 夢があって、心温まるファンタジーでした。
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トルコのカッパドキアにある洞窟を利用したホテルを舞台にしたファンタジー。 すごく良かった。 主人公の少年は、赤子のときに洞窟で発見され、のちにホテルの主人となる夫婦に育てられた。 観光シーズンが終わった冬、泊り客は日本人の画家だけでのんびりしている。 そこへ訪れたのは考古学者を...
トルコのカッパドキアにある洞窟を利用したホテルを舞台にしたファンタジー。 すごく良かった。 主人公の少年は、赤子のときに洞窟で発見され、のちにホテルの主人となる夫婦に育てられた。 観光シーズンが終わった冬、泊り客は日本人の画家だけでのんびりしている。 そこへ訪れたのは考古学者を名乗るフィンランド人。 少年の秘密のともだちは、洞窟にすむ三人の小さな人たち。 もう設定だけでも素敵さ。 そんで中身はもっと素敵だ。 色んな創作を思い出した。たとえばキノコの森の小人にはゲーム「moon」http://booklog.jp/item/1/B00005OV8Jのカクンテを。 トルコに日本人を含む異国の人が宿泊する雰囲気に「村田エフェンディ滞土録」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4048735136を。 少し昔の人が残した手記の謎を追う展開には「たったひとりの伝説」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4652011210 を。 「花の館に」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4061956442の雰囲気もある。 だけど空気に通じるものがあるというだけで、物語はオリジナル。 きれいな感情だけじゃなくて、欲や嫉妬や不安もある。 だけどそれを乗り越えた、薄っぺらくないきれいさがある。 子供向けにちょうどいいくらいのほろ苦さが良い。 チャトラパトラの無防備な強さはかわいい。 トルコの風俗を追うのも楽しい。カイセリやカッパドキアやキリムのことも知りたい。 マントゥはやっぱり饅頭(マントウ-まんじゅう)と関係あるのかな。 舞台は著者の友人が実際にやっているホテルがモデルだそうな。 こういうのを読むと旅っていいなと思っちゃう。 絵は表紙がいい。中身はいまいち。
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トルコの真ん中にあるカッパドキア地方。洞窟を利用したホテルのペリバジャス。旅行シーズンは予約でいっぱいだが、冬に泊まる人はいない。しかしこの冬にはお客さんが。夏に一度やってきて、そしてこの冬ひとりでやってきた画家のヨーコ。60歳の日本人。そしてフィンランドからやってきた28歳の金...
トルコの真ん中にあるカッパドキア地方。洞窟を利用したホテルのペリバジャス。旅行シーズンは予約でいっぱいだが、冬に泊まる人はいない。しかしこの冬にはお客さんが。夏に一度やってきて、そしてこの冬ひとりでやってきた画家のヨーコ。60歳の日本人。そしてフィンランドからやってきた28歳の金髪の青年ミッコ。 ホテルの主人で歴史を愛するアタ、コーヒー占いの名人のアナ、二人に育てられている少年カヤ、そしてコックさん。 満月の夜、カヤは〈キノコ岩の森〉の奥で、三人の小さな人をみつけた。ネコぐらいの大きさ。肌が白くて赤毛で目が緑で、カヤに似ていた・・。チャトラパトラって言ってるように聞こえたので、彼らをチャトラパトラって呼ぶことにした。そこから始まる不思議な物語。 何故カヤがここにいたのかという説明はなかったね。ただ読んでいてゆるやかな時間が流れている感じがしました。カッパドキア、行ってみたくなります。ペクメズ飲みたい。
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