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デイン家の呪い ハヤカワ・ミステリ文庫
880円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/11/15 |
JAN | 9784150773069 |
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デイン家の呪い
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デイン家の呪い
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
ハメット長編2作目です。今回もコンチネンタル・オプの一人称ですが「血の収穫」と違い単なるハードボイルドではありません。三部構成で、最初はハードボイルドで入るのですが、第二部【神殿】からゴシック・ロマン・ミステリになります。第三部が解明編となりますが連作中短編の装いなので入りやすか...
ハメット長編2作目です。今回もコンチネンタル・オプの一人称ですが「血の収穫」と違い単なるハードボイルドではありません。三部構成で、最初はハードボイルドで入るのですが、第二部【神殿】からゴシック・ロマン・ミステリになります。第三部が解明編となりますが連作中短編の装いなので入りやすかったです。ハードボイルドなのにロマンとは、とも思いますが、これがなかなか、メロドラマもあるでよ。プロットが複雑で「どうしてこうなった」感がありますが、なかなか楽しめる作品でした。オプの短編集も読んでみようかな。(1929年)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
多分、「赤い収穫」と同じ探偵の2作目。 「私」は保険会社から依頼された仕事、 ダイヤモンドの盗難事件を調べにある家庭へ向かう。 いかにも内部の犯行に見える盗難だったが、 犯人を捜すうちに家庭の父親が、 テーブルにつっぷして死んでいるのが発見される。 遺書が残されており、 自分は過去に妻を殺し刑務所を脱走したこと、 娘はその妻との間の娘で、今の妻は元妻の妹であり、 過去を脅迫されたのでダイヤモンドを脅迫者に渡し、 脅迫者を殺したことが書かれていた。 しかし事件はこれで終わりではく、 娘の周りで次々と殺人が…。 とある家庭、宗教団体、海辺の田舎と 舞台が次々と変わりながら事件が展開するのがが面白かった。 登場したかと思ったら署長が犯罪に手を染めたりしているのも、 急展開すぎるが。 友人が爆弾でふっとばされた時には、 ワトソン役だと思っていたためかなり驚いたが、 さらに犯人だったとは。 モルヒネ漬けだった娘の薬抜きを手伝うとは、 探偵の「私」は大人になった?
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「ガラスの鍵」からハメットを読み始め、現在新刊書店の文庫てわ手に入るのは、この「デイン家の呪い」で最後。 数年前に小鷹信光訳で早川文庫から「影なき男」が出ていたが、今は品切れ状態。 「ディン家の呪い」の最終章は謎解きなのだが、なんとなく付け足しのような感じで、面白くなかった。
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