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すべては海になる 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2009/11/05 |
| JAN | 9784094084283 |
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すべては海になる
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すべては海になる
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
身も蓋もない書き方をするなら、セックス依存性の女の話。 とにかく先が気になるし、読ませる本だと思うのですが、それでも「淋しさを埋める」「自分でも止められない」という主人公に共感は出来ませんでした。 万引き犯の女性もその夫も、ただ他人(主人公であり、読者)を傷つける為に存在し、そ...
身も蓋もない書き方をするなら、セックス依存性の女の話。 とにかく先が気になるし、読ませる本だと思うのですが、それでも「淋しさを埋める」「自分でも止められない」という主人公に共感は出来ませんでした。 万引き犯の女性もその夫も、ただ他人(主人公であり、読者)を傷つける為に存在し、その息子(光治)がある意味ヒーローになれない正義の味方化している気がしますし、愛人もなんだかイラつきます。 愛に本気になれないと謳っていながらも求めすぎ、出てくる人間の悪意も苛立ちも、これらによく似た感情は知ってはいるものの、全員がその感情に流されて生きている。 作中に「小説なんだから」と、ラストをハッピーエンドに変えた話がありますが、同じ書き方をするなら、「小説なんだから」もう少し主人公には足掻いて欲しかったです。 「なんとかしたい」と思いながらも同じ事を繰り返し、良い年をして書店のアルバイト。そして不倫やセックス。 (バイトとはいえ)働いているから、とは言えず、バイトさえもルーティンワークのつまりは自堕落。 現実にこういう事がありそうだからこそ、同じ事を繰り返して自己を守る言葉を紡がれるよりも、足掻いて結局同じ事を繰り返される方が読者としての気分は良いかと思います。 同じく作中にアイドルのヌード写真集に嫌悪するシーンがありますが、この本自体が「主人公がヌード写真集に抱いた感情」と同じものの位置にある気がします。 こんなに流されるだけの人を後書きにあるような精神学的に「被害者」とするのは如何なものか。 ただ弱さに甘えているだけとしか見えません。 多分、みんな弱いんです。でも何かの努力を繰り返してまた悩む。 それを、弱さを肯定してしまうと努力している「強い人」を否定することになるのではないかと思います。 光治は強い。 まさに戦ってもがいてます。 主人公は彼の強さに憧れ、最後に手をつなぐのを止めるけれど、ここに至るまでのインパクトが強烈すぎて、立ち直りかけるエンドが浮いて見えました。 女性が書いていることもあり、感情に対する内容はとにかくエグいです。 気分の良い話ではありませんでしたが、マイナスの感想でもこれだけ並べられるくらいの本の内容の勢いは感じました。
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書店員の夏樹。万引きした主婦の家へ行き高校生の光治と出会う。みんな何か問題を抱えて生きているのか。 こういう小説は苦手かなと思いながら読んでいたが、光治の強さに引っ張られて、最後には爽やかささえ感じた。
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単行本でも読んだが、映画化後の文庫化で加筆修正があったらしいので購入。 作中作が『小島小鳥の冒険』(映画パンフ参照)かと思ったけれど、変更なし。
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