商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | SDP |
発売年月日 | 2009/11/01 |
JAN | 9784903620534 |
- 書籍
- 文庫
山月記
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山月記
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表題作と『李陵』の2篇。先は、虎になってしまった男の話。臆病な自尊心と、尊大な羞恥心から自らの才を磨かなかったことを悔いる虎。とても身につまされた。後者は勇戦しながらも捕虜となってしまった将軍が故国では寝返ったと誤解され、という話。李陵を讃えたために帝の不興を買った司馬遷が腐刑に処せられた後、憑かれたように仕事をしていく心理描写が迫力あった。
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人の(男の)プライドという「虎」に喰われてしまえば人として生きていけない。「虎」というプライドは飼い慣らさなければならない。分かりやすいモデルとしてスポーツの世界での生き方がある。プロ野球選手などでも「虎」に喰わてしまった人達の人生模様は昔からよく語られているので、今更言うまい。
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教科書にも載っているお話です。 人との交わりをさけ、自分は他の人間よりも出来ていると 思っている男が、トラになってしまうお話。 なぜ、トラになったのか?トラとなった男の口から真実が 話されます。
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