疚しき沈黙(5) 富良野風話

倉本聰【著】

• 販売会社／発売会社: 理論社
• 発売年月日: 2009/10/01
• JAN: 9784652079621

商品レビュー

2011/09/16

確かに今の日本は何処かが狂っている。
戦前に教育を受けた人たちはなお更情けない思い出,生きておられるだろう。
教育者、学者、政治家、医者、財界人がそして我々国民が現在の日本について真剣に考えなければ
いけない時がきたと思う。
これは決して年寄りの僻みではありません。

2010/01/10

○９法律の前に心や神があり、心に恥じないかという重大な価値基準が常に頭を支配していた。そのことがまず法より前にあった。
★奇跡の国、日本、の高度成長というか、成功？はこのような下地があったからだろうな。心の貯金を使い果たした今からどうなるんだろう。
○２４恩義も筋道もなく自由というものが、ここまで勝手に叫ばれていいのか。　　「貧幸」
★高度成長期、ドラマとかで、家庭を顧みず、ワーカーホリックと化して稼ぐけど何故か不幸せという定番のストーリに嫌気が差していた。
○４１人類は急激な進歩を遂げ、幾多の発明発見発展をすると共に、「さぼる」という画期的公道を起こす。
★豊かさとはさぼれること？
○９１売家と唐様で書く３代目、
★自分がまさか、ロクデナシの日本の３代目なんて、、、でも、思い当たる節があるわけで。
○２００健康と元気は別物ですよ。
★健康一番と思っていたけど、元気一番かぁ。そうだよな。
○２３３「そうは言っても」この一言の犯罪性は重い。
★総論賛成、各論反対。

2009/12/18

倉本センセイ、若者に怒る、政治家に怒る、テレビに怒る、世の中に怒る。年寄り（失礼）の懐古趣味と言ってしまえばおしまいだけど、いちいちごもっともとうなずいてしまう私。その怒りを糧にまた素晴らしいドラマを期待したい。