商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/10/25 |
JAN | 9784122052215 |
- 書籍
- 文庫
世界の歴史(13)
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世界の歴史(13)
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商品レビュー
3.5
7件のお客様レビュー
図書館で借りた。 前巻が近代まで入っていたのに、今度は打って変わって原始時代からはじまる地域史・東南アジアだ。東南アジアの歴史を近代まで一気に駆け巡る内容になっている。 "インドシナ"と呼ばれるだけあって、インドの影響と中国の影響がともに大きい。古代の固有名詞...
図書館で借りた。 前巻が近代まで入っていたのに、今度は打って変わって原始時代からはじまる地域史・東南アジアだ。東南アジアの歴史を近代まで一気に駆け巡る内容になっている。 "インドシナ"と呼ばれるだけあって、インドの影響と中国の影響がともに大きい。古代の固有名詞がサンスクリットぽい名前と中国漢字の2通り登場したりするのは非常に特徴的。「シュリー・インドラヴァルマン」=「王持梨陁跋摩」であるとか、興味深い。 また一枚岩ではなく、様々な民族・文化が交錯して複雑な歴史となっているのも面白い。大陸部だけとっても「ここは今のベトナムだから、昔もベトナム人の国」とはもちろんならないし、単純ではない。そこがまた興味深い。 別途、まとめて整理したい。なかなか難しい。
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東南アジアの歴史は難しい なぜなら表面的にしか勉強しないから これを読めば全体を把握できて分かるようになる 難易度 やや難 感動★☆☆☆☆ 涙線☆☆☆☆☆ 興奮★★☆☆☆ 感心★★★☆☆ 伏線☆☆☆☆☆
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ヨーロッパ列強の植民地支配が各地で始まる以前までを扱う。「こういうのでいいんだよ」と言いたくなる入門の世界史全集の一冊としてはスタンダードな東南アジアの通史。大陸部と島嶼部を交互に扱う。気候から説き起こし、諸国の歴史へと進む。シュリーヴィジャヤについては『論点・東洋史学』に見える...
ヨーロッパ列強の植民地支配が各地で始まる以前までを扱う。「こういうのでいいんだよ」と言いたくなる入門の世界史全集の一冊としてはスタンダードな東南アジアの通史。大陸部と島嶼部を交互に扱う。気候から説き起こし、諸国の歴史へと進む。シュリーヴィジャヤについては『論点・東洋史学』に見えるように説の分かれるところだろう。東南アジアの視点から語られる内外のネットワーク。そこで活動した中国、インド、日本、そしてヨーロッパ勢がどういう存在で、東南アジアの歴史から見てどういう意義を持っていたのか興味深い叙述だった。
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