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悲しみを聴く石
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悲しみを聴く石
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商品レビュー
4.2
30件のお客様レビュー
アフガニスタンのどこか、または別のどこかで(本書エピグラフ) 詩のような、リズムのある文章。 脚本のような、舞台のような。 女の一人語り、独白。 繰り返し、継続と連続。 それを切り裂くように、銃撃と血。 引き込まれて、あっという間に読んでしまった。 . . ゴンクール...
アフガニスタンのどこか、または別のどこかで(本書エピグラフ) 詩のような、リズムのある文章。 脚本のような、舞台のような。 女の一人語り、独白。 繰り返し、継続と連続。 それを切り裂くように、銃撃と血。 引き込まれて、あっという間に読んでしまった。 . . ゴンクール賞すごいな。 以前読んだエミール・アジャール『これからの一生』もすごく良かったし、他もいいのかなぁ。
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友人に勧められたゴンクール賞の受賞作。著者の作品はもちろん初めてだし、アフガニスタン人の小説も初めてなのでは…?と思います。原題のSyngué Sabourは英訳だとThe Patience Stone 忍耐の石ですが、邦訳は悲しみを聴く石。 物語は淡々と進んでいく。主人公の女性...
友人に勧められたゴンクール賞の受賞作。著者の作品はもちろん初めてだし、アフガニスタン人の小説も初めてなのでは…?と思います。原題のSyngué Sabourは英訳だとThe Patience Stone 忍耐の石ですが、邦訳は悲しみを聴く石。 物語は淡々と進んでいく。主人公の女性の情景描写、夫をサンゲ・サブールに見立てることで自己に向き合い、彼に向き合っていくというストーリーも面白い。ラストはどちらかというと現実ではなく幻想の世界の描写に思われたが、どうなのだろう。まさしく最初の「アフガニスタンのどこか、または別のどこかで」というタイトル通り、この物語はどこか、または別のどこかという一般性を持っている"稀有"な本だった。
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かなり好みの本だった。アフガン小説ファンでないとなかなか理解しにくい系の一冊。訳者もすごいし、さすが映像作家だなと思わされる描写が多々あって、かなり好みの作品だった。まあ、一般ウケはしなさそうだけど...
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