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倫敦から来た男 シムノン本格小説選
1,760円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2009/10/30 |
| JAN | 9784309205267 |
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倫敦から来た男
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倫敦から来た男
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
『海外ミステリーマストリード100』より。 ジョルジュ・シムノン初読み。 名前こそ一度は耳にしたことがあるだろう「メグレ警視」シリーズの執筆者。 その名声にも関わらず、意外とこの著者の本を読んでいる方をあまり見かけないような。。。 本書はそのメグレ警視ものではなく、ノンシリーズもの。 訳者あとがきによれば《運命の小説》の類とのこと。 フランスの港湾駅ディエップ。 転轍手(線路の切り替えを行う人?)のマロワンが目撃した、イギリスから来航した船から降りてきた男が起こした殺人事件。 男が殴り、海に沈めた相棒と思われる別の男と共に沈んだトランク。 マロワンは興味本位に海を漁り、すくい上げたトランクに入っていた大量のイギリス紙幣。 この事件にでくわしたことにより、これまで何の変哲もなかったマロワンの人生は大きく揺らぎ始める。。。 単行本で180ページほどの中編小説だが、何が理由なのかわからないが読み難く、中々ページが進まない。 進まないが故にそこに押し込められた緊迫感、不穏さが物凄く迫ってくるサスペンス小説。 言ってみれば事件を目撃した男が漁夫の利的に手にした大金を前にあたふたするだけの物語なのだが、その主人公の心理の揺らぎが読みどころ。 トランクを探すロンドンから来た男とのニアミス、トランクの持ち主からの依頼によりこれまたイギリスから渡ってきた刑事、そして最終的にはトランクの持ち主はおろかロンドンから来た男の妻まで現れ、どんどんと外堀が埋まっていく主人公の行き着く先は。。。 なんてことないと言えばなんてことない設定の物語を独自の路線で書き切った、フレンチミステリっぽい一冊でした。
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これがシムノンか。 人生は不思議だ。人間はときに平穏とは真逆の方向にグイと舵を切ることがあるのかもしれない。説得力のある文体に感情を持って行かれましたね。
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港湾路線の転轍手として30年勤め続け、家も妻子もある中年男。 男はふとした偶然から殺人を目撃し殺人に関係のある大金を手にする。 予期せぬ重大事に直面すると、それが幸運なことであれ不幸なことであれ、人間は考えるのを止め衝動で動くようになる。 そしてその衝動がおさまったとき、人間は・・・。 ラストはカミュの『異邦人』と同じ雰囲気を感じました。
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