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世界名探偵倶楽部 ハヤカワ・ミステリ文庫
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/10/15 |
JAN | 9784151784514 |
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世界名探偵倶楽部
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世界名探偵倶楽部
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
惹句などに謳われているパリ万博に舞台が移る前に、アルゼンチンでの主人公の修業時代のエピソードがかなり続く。英米や本邦のエンタメではあまり見かけない、内省的な一人称の語りもあって、取っつきはそこそこ悪そうな気がする。当然のように名探偵論、ミステリ論と読める会話が頻繁に交わされる、一...
惹句などに謳われているパリ万博に舞台が移る前に、アルゼンチンでの主人公の修業時代のエピソードがかなり続く。英米や本邦のエンタメではあまり見かけない、内省的な一人称の語りもあって、取っつきはそこそこ悪そうな気がする。当然のように名探偵論、ミステリ論と読める会話が頻繁に交わされる、一種のメタミステリだが、議論の内容(名犯人・名犯罪がなければ名探偵の存在意義も失われるうんぬん)は少し古い気がする。そもそも、ここでの名探偵は天眼鏡片手に地面を這いずり回るホームズ式の探偵がデフォルトなので致し方ないか。そういう意味では韜晦じみた台詞しか口にしない日本人探偵が、いちばん興味深いかも知れない。
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- ネタバレ
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そんなにミステリー色は強くなくて 下手をすると推理は容易なんだよな。 まあ、言えることは「探偵いっぱいいても意味ね―よ」 はい、以上です(笑) とにかくドロドロしていらっしゃる。 主人公はいわゆる主催の助手だったのもあり いわゆる嫉妬の芽も向けられるのよ。 代理につくことになった人もやっぱり 権威ある人だったからね。 メイン人物のライバルが殺され、 次々と殺人は起きるわけでして。 まあ、真相に関しては ある一文を覚えていれば…? 異色すぎてなじめなかったなー…
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レトロ・・・なのかな? 中身をろくに確認せず、有名な探偵たちが入り乱れてのドタバタを期待して買っちゃったので、始めはがっかり感ばかりが先に立ってしまって、なかなか読み進むことが出来なかった。 でも、作品世界に馴染むにつれ、堅実で骨太な話の流れを楽しめるようにはなった。 派手なトリ...
レトロ・・・なのかな? 中身をろくに確認せず、有名な探偵たちが入り乱れてのドタバタを期待して買っちゃったので、始めはがっかり感ばかりが先に立ってしまって、なかなか読み進むことが出来なかった。 でも、作品世界に馴染むにつれ、堅実で骨太な話の流れを楽しめるようにはなった。 派手なトリックもないセピアな感じのストーリィ仕立てで、地味な作品だとは思うけど、偶にはこういうレトロ調なミステリィというのも悪くないかな。
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