商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/10/15 |
JAN | 9784152090737 |
- 書籍
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幼女と煙草
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幼女と煙草
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商品レビュー
4.2
20件のお客様レビュー
秀逸なブラックコメディ 巻末のル・ポワン誌の書評「ページをめくるにつれて笑いが絶望に変わっていく・・・・・・著者の描く世界は架空ではあるが幻想 ではない」が全てを表してる
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感想 タバコ。モラルとルール。いつも中心にいる。子供。無邪気。だが本心はわからない。誰かがコントロールできるものでも無い。いつ何が起きるか。
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煙草一本で大逆転を起こした男と、煙草一本で人生が転落した男の話。 転落人生に幼女、というか子供がかかわってくる。 子供は平気で嘘をつくし、親に言われればその通りに話したり 自己判断できずに怖い大人の言いなりになることもある。 つまり子供の証言だけを信用するのは難しいものである。...
煙草一本で大逆転を起こした男と、煙草一本で人生が転落した男の話。 転落人生に幼女、というか子供がかかわってくる。 子供は平気で嘘をつくし、親に言われればその通りに話したり 自己判断できずに怖い大人の言いなりになることもある。 つまり子供の証言だけを信用するのは難しいものである。 しかし、この世界では何より子供が尊重されていて 子供に与えられる自由も大きい。 つまり、子供を敵にまわすと社会的に終わってしまうような世界。 ある種のディストピア的な世界感の中で 煙草を吸った人間に対する救いがあるのかないのか・・・ 必要以上に喫煙者が嫌悪されたり差別的な扱いを受けている 国や時代に対する皮肉も含まれているのだろう。 とにかく本の表紙のデザインセンスが凄い。 本棚に並べたい本。
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