商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2009/10/03 |
JAN | 9784098250486 |
- 書籍
- 新書
日本人の英語力
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日本人の英語力
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十数年も前にNHKラジオ講座でお世話になったマーシャ・クラッカワー先生。 ただ、内容が伝われば良いという英語ではなく、その場その時に適切な英語の用法をいくつも紹介されている。 「はじめに」で紹介されている次のようなことが紹介されている。日本人インタビュアーが、超VIPゲストに...
十数年も前にNHKラジオ講座でお世話になったマーシャ・クラッカワー先生。 ただ、内容が伝われば良いという英語ではなく、その場その時に適切な英語の用法をいくつも紹介されている。 「はじめに」で紹介されている次のようなことが紹介されている。日本人インタビュアーが、超VIPゲストに「Yeah, Yaeh.」と繰り返し返事していたのとをみて、マイクを放り出してその場から逃げたくなったとのこと。yeahはYesのくだけた言い方で、日本人の言う「うん」に近い表現です、と。『つまり、その人は、またとないインタビューの機会が得られた大物ゲストの前で「うん、うん」という返事をずっと繰り返していたのです』 各種メディアやネットの広がりによって英語が広がってはいるものの、そのことによって、むやみに使われる英語に対する警鐘もされている。特にスラングや、Internetese(インターネッティーズ:インターネットの影響を受けた話し方、書き方:インターネット語)による言語をむやみに(場を弁えずに)使用してしまうことへの注意喚起がされている。 自分の経験を振り返ってみても、さまざまな失敗が思い当たる。 気をつけねば・・・ また、英語を話す時に注意した方が良いこと。ちょっとした表現への気使い、そして、どのように英語を学べば良いかといった紹介もされている。 故・安田一郎先生の言葉を紹介されている。 「How to say it よりWhat to say が大事」 英語を学ぶ上で大切なのは、流暢に話せるかどうかではなく、What to say(話すべきこと)を持っているかどうか、と。 たしか、数学者の藤原正彦もそういう話をされていた気がする・・・。 正しく英語を使うことの大切さを学ぶことが出来る書。 内容も優しいので、僕のような英語初心者にもオススメの書。 ---------------- 【内容紹介(amazonより)】 NHK語学番組でおなじみのマーシャ・クラッカワーが、ネイティブ・スピーカーをマネた英語の問題点を指摘。美智子皇后陛下や緒方貞子氏が話す「品位ある英語」や日本人にふさわしい英語の話し方・学び方を指南する ---------------- 【目次】 第1章 日本人にふさわしい英語とは 聖心女子大で学んだ女性たちの英語 聖心の伝統の英語教育 第2章そのひと言でバレる!? あなたの本当の英語力 相手を尊重する気持ちを示す「呼びかけの言葉」 「スラング=本場の英語」という誤解 ネットで変わる言葉―― Interneteseな英語とは? コミュニケーションの潤滑油を上手に使う 第3章「通じればOK」のその先へ ハートが伝わる英語の話し方 このひと言が言えれば、会話はうまく進む 英文が書ければ英語は話せる ペラペラと流暢に話すより、意義のある発言を ----------------
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背筋が伸びる本です。英語学習者に取って、大変有益なことが書かれています。 書店やpodcastにはネイティブの~みたいなタイトルをよく見かけます。多くの日本人にとってネイティブみたいにぺらぺらしゃべるのは憧れかもしれませんが、著者はその憧れが英語学習を間違った方向に持っていく危...
背筋が伸びる本です。英語学習者に取って、大変有益なことが書かれています。 書店やpodcastにはネイティブの~みたいなタイトルをよく見かけます。多くの日本人にとってネイティブみたいにぺらぺらしゃべるのは憧れかもしれませんが、著者はその憧れが英語学習を間違った方向に持っていく危うさを指摘しています。 YeahやYou know?などのビジネスで多用するにはふさわしくない言葉を、さもネイティブっぽさを表現したくて使っている人に警鐘をならし、多少Old fashionedで丁寧過ぎても、それは本来の日本人の良さなんだし、無理して崩してしまう必要はないと説きます。 簡単に読めるので、興味ある人は是非ご一読ください。
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目立つ力の隣に積んであったので、特に考えもせずに一緒にレジまで持っていってしまった本です。 マーシャ・クラッカワー先生といえば、もう何年も前のラジオ英会話の担当先生でした。 大杉正明先生の英会話はそれなりにがんばって聞いていたのですが、だんだん聞かなくなってしまったのがクラッ...
目立つ力の隣に積んであったので、特に考えもせずに一緒にレジまで持っていってしまった本です。 マーシャ・クラッカワー先生といえば、もう何年も前のラジオ英会話の担当先生でした。 大杉正明先生の英会話はそれなりにがんばって聞いていたのですが、だんだん聞かなくなってしまったのがクラッカワー先生の頃でして・・・。テキストの表紙でお名前は目に焼きついているのですが、声が思い出せない状態です^_^; というわけで、なんとなくなつかしくなって買ってみたのですが、意外と良かったです。 最初のほうは、良い英語を話す日本女性の話と、著者の出身&教えている学校の、英語教育についての話。 緒方貞子さんや皇后陛下が、シンプルで穏やかながら正しく説得力のある英語を話されるというお話があり、さらに聖心女子大学での英語学習の話。 中盤は、「日本人は英語に触れる機会が増えて英語がなんとかしゃべれる人は増えたかもしれないけど、あまり得意でないうちにくだけた若者言葉やインターネットの言葉を、ビジネスの場でも使うので、みっともないよ」という話とともに、日本人が間違えやすかったり覚えておいたほうがいい英語の具体例。これは中学生でも読めそうな内容ながら、上級の人でも再確認をするのにいいんじゃないかと思いました。 そして後半、というか最後の最後のほうで、これから学習したい人へのヒントが書かれていて、わたしには良かったです。 途中で読むのやめちゃおうかと思っていたのですが、最後まで読んでよかったー。 印象に残った内容 * 緒方貞子さんや皇后陛下の英語スピーチはお手本になる * 英語は集中して学ぶべき時期がある。現代ではやることが多くて時間をとるのが難しいが、逆に英語学習の環境も作りやすい。時間を確保し、没頭すること。 * 書くことと文法をきちんと学ぶことは大事。 * 書いたものは添削してもらうのが理想的だが、できなければ、時間を置いて読み直したり、声に出して読んでみると良い。 * あえて批判的になる。メディアリテラシーを磨く。 * どう話すかより何を話すか。 * 正しい英語をインプットする。正しい英語の例として、Time for Kids、The Learning Network、VOAのSpecial English。 * 上記のサイトの単語帳を作ると良い。単語だけでなく例文を作ってみるとなお良い。また、音読してみると良い。できれば自分の声を録音して、お手本の音声があれば比較すると良い。 * 英語に接する量と時間を増やす。 * 教材はちょっとレベルの高いものを選ぶ。 個人的に印象に残ったのが * 知らなかった若者言葉:"or what."(か何か) * 曽野綾子さんも聖心出身だった 最初のほうで、かつての聖心の小学校では英語が意思疎通に必要だったのみならず、例文の暗記や筆記体を使っての書き取りを行っていた、という話も出てきます。 書くことに興味のあるわたしは、英語を筆記体で書くのもいいなあと、妙なところに思いをはせました。 わたしの頃でももう中学校で筆記体は教えてくれなかったのですが、教科書の表紙裏とかには載っていたので、かっこいいと思ったわたしは一人で練習したのです。それから中高とテスト以外は筆記体だったのですが、大学のときだかに筆記体禁止になってしまい、以降どんなときでもブロック書きなのです。
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