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優しい子よ ポプラ文庫
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優しい子よ ポプラ文庫

大崎善生【著】

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優しい子よ ポプラ文庫

594

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2009/10/05
JAN 9784591111925

優しい子よ

¥594

商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2024/12/02

この本はオムニバスになっていて、 まだ「優しい子よ」しか読んでないけど、 どんな長い物語を読み切るより重くて温かかった。 さらっと読もうとして涙が。 数々の大崎さんのドキュメンタリーで、生と死について考えさせられたが、この茂樹くんと奥様とのやりとりを記録した作品で改めてトドメ...

この本はオムニバスになっていて、 まだ「優しい子よ」しか読んでないけど、 どんな長い物語を読み切るより重くて温かかった。 さらっと読もうとして涙が。 数々の大崎さんのドキュメンタリーで、生と死について考えさせられたが、この茂樹くんと奥様とのやりとりを記録した作品で改めてトドメを刺された。 「生きたくても生きられなかった人がいる」 別書『クリスマス・ストーリーズ』に収録された彼の作品、「私が私であるために」の山岸が云うように、10年という歳月を、苦しみと闘いながら優しさに溢れて生き抜いた少年がいたことを、忘れずに生きようと思う。 いちばん身近な生である自分に感謝して、そんな自分の周りに居てくれる人々に感謝して、精一杯優しく生きたいと思う。

Posted by ブクログ

2024/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

優しい子よ 大崎氏の私小説的な風合いのドキュメンタリー?かな?小説かな? 最初の「優しい子よ」と最後の「誕生」は対になった形で、難病に冒されつつも、敬愛する女流棋士(大崎氏の奥様)のことを気遣う茂樹くんのお話と、彼の亡き後に宿った自分の子供の誕生のお話です。両方とも著者の感情移入がうるさく感じてしまいほとんど楽しめませんでした。 間に挟まっている「テレビの虚空」と「故郷」は、 テレビの黎明期から独立系のプロデューサーとして疾走した飲み友達である老人の伝記です。こちらも、ドキュメンタリーとしても小説としても中途半端で、著者の追憶の押し売りという感じでした。合唱も同じですが、人を感動させるためには、自分が感情移入しきっては駄目なんですねー。ちょっと高い位置の目線で冷静に見て、自分の技量をうまく使って表現する。こういった視点が必要です。 「テレビは時代を切り取っている」という言葉で気づいたのですが、テレビ番組が時代を作っているわけではなく、時代がテレビ番組を作っているということを改めて考えました。竹蔵はほとんどテレビは時間の無駄なので見ないのですが、いつテレビをつけてもやっているバラエティやお笑い番組は、今の時代を映しているんだなあと改めて感じてしまいました。 はっとさせるドラマや見るのが苦しいドキュメンタリーが見たいなあなどと、老人っぽい愚痴が出てしまそうな竹蔵でした。 竹蔵

Posted by ブクログ

2022/09/08

最初の章だけ読んだ。私小説なのでリアリティーがあって感動した。2章目以降は、なんとなく話の内容が掴みづらく、没頭できなかったので、読むのを途中で断念。

Posted by ブクログ

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