商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/09/28 |
JAN | 9784163279008 |
- 書籍
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蘭陵王
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蘭陵王
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商品レビュー
3.5
23件のお客様レビュー
田中芳樹さんの小説は、中国の歴史が苦手でも、読んでいくうちに親しみが感じられるようになるのでありがたいです。高校生の時、学校の図書室にある田中芳樹さんの本はすべて読んだっけ。ずいぶん昔のことでもう内容を忘れてしまったものもあるから、また読み直そうかな。 蘭陵王のことは恥ずかしな...
田中芳樹さんの小説は、中国の歴史が苦手でも、読んでいくうちに親しみが感じられるようになるのでありがたいです。高校生の時、学校の図書室にある田中芳樹さんの本はすべて読んだっけ。ずいぶん昔のことでもう内容を忘れてしまったものもあるから、また読み直そうかな。 蘭陵王のことは恥ずかしながらこの本を読むまで知らなかったです。ドラマや舞台化されたものもあるんですね。 あらすじを読んだので、美しく優れた武将の彼が悲劇的な最後をむかえるんだと思いながら読み進めましたが、登場人物があまりにもたくさん理不尽に殺されていくのに正直ドン引きしました。この時代に生まれなくてよかった…。 徐月琴と蘭陵王のやりとりはとても楽しめました。彼女はとても生き生きとしていて、強く、表向き側室なのに戦いにも着いて行くし、その身軽さで敵陣での重要な仕事をまかされたりもしている。男女関係よりもずっとうらやましい関係に思えました。
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史実と少し創作された歴史小説。 なんか…始めからきな臭いというか、決して幸せな感じじゃないなって臭いしかなくて…蘭陵がいい人過ぎるから余計に辛かったわー。
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中国の魏晋南北朝時代。三国時代から隋の統一までの時代の末期。 中国版の源義経って感じでしょうか。 主人公の蘭陵王(高長恭)は皇族でありながら常勝不敗の名将で兵士や庶民からの人気が高かった。 そのため時の皇帝から危険視され誅殺の機会を狙われていた。 皇帝が非常に暗君だった為、取巻き...
中国の魏晋南北朝時代。三国時代から隋の統一までの時代の末期。 中国版の源義経って感じでしょうか。 主人公の蘭陵王(高長恭)は皇族でありながら常勝不敗の名将で兵士や庶民からの人気が高かった。 そのため時の皇帝から危険視され誅殺の機会を狙われていた。 皇帝が非常に暗君だった為、取巻きは佞臣だらけで自国の名将達を次々と無実の罪で粛清して行く。 中国の暗君のLevelって、日本の武士を遥かに凌ぐ酷さだと思いますね。 だいたいどの時代も女色と酒で国を滅ぼす。 傾城傾国なんて言葉も中国の歴史から切っても切れない言葉なのかもしれませんね。
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