商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/10/10 |
JAN | 9784086013406 |
- 書籍
- 文庫
嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(後編)
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嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(後編)
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
平安時代でライトノベル風少女小説で 「本格」ミステリをするということの難しさを感じる巻 『風の王国』だとその齟齬が面白いが 本作は平安少女小説としてだけで充分成り立つキャラクター小説でもあるため 「史実に沿った」平凡な日常という仕方でも有り得るが そうではないところでどうなるかを...
平安時代でライトノベル風少女小説で 「本格」ミステリをするということの難しさを感じる巻 『風の王国』だとその齟齬が面白いが 本作は平安少女小説としてだけで充分成り立つキャラクター小説でもあるため 「史実に沿った」平凡な日常という仕方でも有り得るが そうではないところでどうなるかをこのエピソードで見ることができた
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詰め込みすぎだという話も聞いていたけれど、そんなに気にならず楽しめた。静馬に疑いをむけて読者をだますのも見事だったし、犯人の動機には感じ入るものがあった。ただふたつの舞台の登場人物がもう少しからまりあって事件が解決したらよかったとは思う。せっかく宮子が重要な点に気づいたのだから、...
詰め込みすぎだという話も聞いていたけれど、そんなに気にならず楽しめた。静馬に疑いをむけて読者をだますのも見事だったし、犯人の動機には感じ入るものがあった。ただふたつの舞台の登場人物がもう少しからまりあって事件が解決したらよかったとは思う。せっかく宮子が重要な点に気づいたのだから、それをヒントに馨子が事件をひも解いてもよかったんじゃないかな。次巻は大姫も出てくるようなので楽しみ。
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盗賊の館である百舌殿で、連続殺人事件に巻き込まれてしまった宮子たち。一人だけ後宮に戻された宮子は、次郎君の協力を得て「五衰の鏡」探しに奮闘する。 真幸ー! この巻であなたのことがもっと好きになりました。世話焼きで損な気質ですね。 この前後編からぐっとこの物語の闇が深まり、骨太...
盗賊の館である百舌殿で、連続殺人事件に巻き込まれてしまった宮子たち。一人だけ後宮に戻された宮子は、次郎君の協力を得て「五衰の鏡」探しに奮闘する。 真幸ー! この巻であなたのことがもっと好きになりました。世話焼きで損な気質ですね。 この前後編からぐっとこの物語の闇が深まり、骨太になった気がします。かなり読みごたえがありました。
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