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国語教科書の中の「日本」 ちくま新書
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国語教科書の中の「日本」 ちくま新書

石原千秋【著】

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国語教科書の中の「日本」 ちくま新書

836円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/09/10
JAN 9784480065124

国語教科書の中の「日本」

¥836

商品レビュー

3.4

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みんなの感想まとめ
  • 国語教育の未来
  • 道徳教育の分析
  • 教科書の意図
  • 擬人化の文化
  • 動物キャラクターの役割
  • 内面の共同体
  • 日本語の美
  • 学生の自由な意見
  • 教材の多様性
  • 教育と文化の交差

国語教科書に掲載されているコンテンツを詳細に分析し、その背後にある道徳教育のあり方を探る本書は、各出版社の特徴や意図が明らかになる点が魅力です。著者は前著の主張を踏襲しつつも、国語教育が生徒の自由な意見を尊重するべきであると主張。特に、教科書が「内面の共同体を創る装置」として機能していることに焦点を当て、道徳教育が無意識のうちに行われている現状を鋭く指摘します。

また、教材における動物キャラクターの多さや擬人化の傾向についての考察は興味深く、日本特有の文化背景を考える上でも示唆に富んでいます。さらに、「美しい日本語」論に対する批判や、学問が言えることを恐れさせる側面についての指摘も印象的で、読者に深い考察を促します。全体を通じて、国語教育の未来への期待や新たな視点を提供する内容となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2019/03/26

小学校、中学校の国語教科書に掲載されているコンテンツを分析している本。各出版社により特徴があるのが面白い。

Posted by ブクログ

2014/07/20

 小学校、中学校の数社の国語教科書を分析し、「国語教科書こそが内面の共同体を創る装置」として機能していることを鋭く分析した本。それぞれの教材がどのような意図で採録されているのか、どのような読みを規定してしまっているのか、を解説している。生徒からは見えない形で道徳教育をしてしまって...

 小学校、中学校の数社の国語教科書を分析し、「国語教科書こそが内面の共同体を創る装置」として機能していることを鋭く分析した本。それぞれの教材がどのような意図で採録されているのか、どのような読みを規定してしまっているのか、を解説している。生徒からは見えない形で道徳教育をしてしまっていることが問題であると指摘している。  確かにみんながみんなで同じような話を読まされて同じような解釈を求められる点で、日本人としての「正しい」価値観の共有、というものが国語教育の中でも成されている、ということが言えると思う。特に小学校の動物出現率の多さ、さらに動物を擬人化する教材の多さ、という指摘は面白いし、他国に比べて日本人に動物キャラクター好きが多いとすれば、ここに原因があるのかもしれない。(というのはこの本はディズニーランドで読んでいた)それにしても、色んな教材の粗が紹介されているのは面白い。国語の教科書にされる文にこんなに突っ込みを入れることができるということに驚かされる。  特に今さらではあるものの、「美しい日本語」、「豊かな日本語」論に対する批判はまったくその通りで、2年前に使った英語の教科書にも「もったいない」という美しい日本語を大事に、的なレッスンがあってうんざり、という感じだった。「『学問』をすることは、何かが言えるようになることではない。怖ろしくて何も言えなくなることなのだ」(p.66)という指摘は印象的だ。  全体的に読んでいて面白いし、国語の授業で傷ついたことがあるとか、共感できる部分も多い。ぜひ続編として高校教科書の分析をして欲しいと思う。(14/07/20)

Posted by ブクログ

2014/06/25

著者の前著である『国語教科書の思想』(ちくま新書)の続編。前著から4年を経て、ふたたび小学校、中学校の国語教科書を題材に、そこでおこなわれている「道徳教育」のありようを分析しています。 著者の立場は、基本的には前著と同様だと言ってよいと思います。ただ本書の巻末には、前著に対する...

著者の前著である『国語教科書の思想』(ちくま新書)の続編。前著から4年を経て、ふたたび小学校、中学校の国語教科書を題材に、そこでおこなわれている「道徳教育」のありようを分析しています。 著者の立場は、基本的には前著と同様だと言ってよいと思います。ただ本書の巻末には、前著に対する批判に答えた「『国語教科書の思想』その後」というタイトルの章が置かれています。この中で著者は、国語教育が「道徳教育」になっているという主張に対して寄せられた、「自分は子供の頃からそれぐらいのことはわかっていて、後ろ向いて舌を出しながら先生の気に入ることを書いていただけだ」という意見を紹介しています。その上で、「後ろ向いて舌を出している」子どもがいるということは、国語という教科が失敗しているということではないのかと反論し、子どもたちの自由な意見が意味を持つような、多様なパラダイムの存在を示すことが、あるべき国語教育の形なのではないかという主張が展開されています。 単なるイデオロギー批判ではなく、国語教育についての具体的な目標が示されているところは、おもしろいと感じました。

Posted by ブクログ

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