商品詳細
内容紹介 | 鉄の結束を誇るGボーイズに異変が!ナンバー2・ヒロトの胸の内には、キング・タカシに対するどす黒い疑念が渦巻く。Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスは破綻してしまう…。タカシの危機にマコトはどう動くのか?IWGP第7弾!おなじみ、『アキハバラ@DEEP』、『4TEEN』もご一緒に! |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/09/03 |
JAN | 9784167174149 |
- 書籍
- 文庫
Gボーイズ冬戦争
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Gボーイズ冬戦争
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商品レビュー
3.7
100件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【2024年76冊目】 電話弁慶の振り込め詐欺師、池袋のエウリアン、放火をしてしまった少年、そしてGボーイズのキングとナイトを巻き込んだ冬の大戦争に忍び寄る影。池袋ウエストゲートパーク第七弾。 池袋ウエストゲートパークシリーズは読んでると結構うるっと来ることがたびたびあったんですけど、「バーン・ダウン・ザ・ハウス」は今までで一番泣きました。誠もこういう時泣いてるのが、またすごくいい。主人公と読者が遠くて近いみたいな絶妙な距離感なんだなと気付かされました。 もう一つ、今までも描写はあったけれど気づいていなかったこととしては、誠がものすごく考える人間だということ。名探偵のように調べ物をして、はい、事件の真相はこれです!とはならず、じっくりと考えて手を打つんですよね。一銭にもならないのに、誰かのために一生懸命になるその姿に惹き付けられるんだろうなぁと。私はあんまり考えたりしない人間だなと思ったので、誠を見習わねばと思ったりしました。 表題作は誠とタカシの友情物語ということでわくわくしながら読みましが、良かっ…た…!1人で警護に来てくれるタカシ、かっこよ…。ますますこんな人間おらんやろ、できすぎやろ、みたいな気持ちが高まると共にタカシの魅力にどっぷりと浸かっていっているような気がします。誠というかけがえのない存在がいるからこそ、光る気もするというか、互いに互いを光らせるというか。めちゃくちゃいい友情過ぎる。 今作ばっかり読んでるのもあれかなと思いつつ、やっぱり手を出してしまう。次作も続けて読もうかな。
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久しぶりに主人公が主役の話が収録されているな、というか主人公が主役にならない話の方が圧倒的に多いシリーズも珍しいなと今更ながら気づいた。社会問題とそれに雁字搦めになった人をトラブルシューターとなって救う(救おうとする)という流れが一貫しているのにずっと面白くて良い。問題は白黒ハッ...
久しぶりに主人公が主役の話が収録されているな、というか主人公が主役にならない話の方が圧倒的に多いシリーズも珍しいなと今更ながら気づいた。社会問題とそれに雁字搦めになった人をトラブルシューターとなって救う(救おうとする)という流れが一貫しているのにずっと面白くて良い。問題は白黒ハッキリつくまで解決しないこともあるけれど、人は変われるっていう気持ち良い話が多いのでめっちゃオススメです。
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マコトとキングが降りかかる問題を乗り越え、信頼を深め合っていく姿は、ストリートの友情といった感じでカッコいい! 時折、氷の王様に似つかわしくない甘い一面を覗かせるキングには少しムズムズするが、、笑
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