商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/08/29 |
JAN | 9784062155113 |
- 書籍
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永遠のかけら
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永遠のかけら
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商品レビュー
3.2
9件のお客様レビュー
熱量がずっと低いのが好み。面白かったです。 「人を愛する気持ちがわからない」が、ともすれば重苦しくなりそうなのに、どこまでもさらさらと流ていくのが不思議でした。 重くはないけど確かに苦しくて、目を逸らさず向き合っている。 愛することを諦めるのではなく、「いつかきっと」と思ってると...
熱量がずっと低いのが好み。面白かったです。 「人を愛する気持ちがわからない」が、ともすれば重苦しくなりそうなのに、どこまでもさらさらと流ていくのが不思議でした。 重くはないけど確かに苦しくて、目を逸らさず向き合っている。 愛することを諦めるのではなく、「いつかきっと」と思ってるところがしみじみよかった。 未知子さんも強い。ぼんやりした人なのかなと思ったけれど、「愛されなくてもわたしは愛する」という激しい人で面白かった。母性なんてわからないけど、自己満足だっていいじゃないの。 杉生はなんだかんだ、主人公が誰かのものになるのが面白くないんだろうな…好きなのでは、と思ったけど、踏み込めない弱さがしょうがないやつです。 好きな人に「好きだ」と立ち向かえるのは強いな。どんな関係でも、人付き合いは傷付くことを恐れちゃ出来ないというのを改めて感じます。距離を測れるのも経験を積んだからこそです。
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純粋に読んでよかったと思える本だった。 特に明るい訳でもなく、 このふりこがふれているような永遠に続く感じのストーリーが素敵なのと、 愛に対するそれぞれの登場人物が思いを交わす所も好きだった。 昔自分が思っていたことを言葉にしたその言葉に 共感した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やりたいように人生を生きる母親を見て、祖母と暮らしている希之果は、人を好きになることができない。何となく歪んだ感情しか持てない。なので読んでいてもどかしい、というか、どうしてこうなるの、と思うことも… この母親はかなりすごいキャラだけど、希之果は引っ込み思案過ぎかな。 でも、簡単にルームメイトにすすめられたバイトをする。未知子さんというカメラマンでありシングルマザーのベビーシッター。この未知子さんと母親の関係もかなりいびつ。 幼馴染の晃との、関係性を清算できて、前に進めるようになるのかな。 自分自身の、母親との関係も、歪んでいると思うので、考えさせられた。
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