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現代アメリカ宗教地図 平凡社新書480
792円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2009/08/11 |
JAN | 9784582854800 |
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現代アメリカ宗教地図
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現代アメリカ宗教地図
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アメリカにおいて各宗教が全体の中でどのように位置づけられているか、キリスト教諸派から新宗教、無神論、そして抽象的に何か超越した存在を信じることを良しとする市民宗教、ポジティブ・シンキングなど自己啓発的な「見えない宗教」などを網羅的に扱い、自分たちをどう捉えているか、一般的にどう...
アメリカにおいて各宗教が全体の中でどのように位置づけられているか、キリスト教諸派から新宗教、無神論、そして抽象的に何か超越した存在を信じることを良しとする市民宗教、ポジティブ・シンキングなど自己啓発的な「見えない宗教」などを網羅的に扱い、自分たちをどう捉えているか、一般的にどう捉えられているかについて解説している。解説の材料として、YouTubeの動画を多数紹介し、「インターネット・ツールの資料的価値を示すということ」の試みも行われている。 いくつかおれが読んだアメリカの宗教に関する新書は、主にキリスト教諸派の歴史的な変遷、政治との結びつき、宗教右派について、といった話が中心で、アメリカ史や政治の知識がないと難しく感じるものが多かったが、この本は政治との結びつきや歴史的な話は最小限に抑えられ、現状を具体的な話を盛り込みながら描くものとなっており、分かりやすく読める。特に「政教分離」が日本でイメージするものとは異なり、「国家は特定の宗教を優遇しないということを示すだけで、政治の領域から完全に宗教を排除することを意味しない」(p.75)、というのは納得した。さらに「市民宗教」の意味するところもよく分かり、「無神論や仏教まではカヴァーできない」(p.83)けど、そこは我慢しなさいよという姿勢も見えた。特にp.44の「アメリカの諸宗教の位置関係」の図が少なからず参考になるが、左が行き過ぎて悪魔崇拝的な感じになると、「社会への憎悪という点でネオナチのような極右グループと親和性ができるという現象」(p.36)もあったり、アーミッシュのように超保守的だと左と結びついたりという、端と端は紙一重、というのが印象的だった。 多数のYouTubeのビデオが紹介されており、ぜひいくつか確認してみたいと思った。(16/08/22)
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いっきに読んだ。 なにごとも極端が好きな私は、福音派=保守派プロテスタント、についての章がとくにおもしろかった。 「聖書にかかれたことはすべて事実」 →各地にあるという「創造説博物館」、みてみたい。
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アメリカ合衆国に生きる現代の人々の宗教や信条を紹介する。大小様々な価値観を網羅的に紹介し、政治的立場や教会観などの今日性を重視する一方、歴史的経緯や教義の解説は最低限に留めるという点で、宗教"地図"は言い得て妙。
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