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女流 林芙美子と有吉佐和子 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/08/19 |
JAN | 9784087464733 |
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女流
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
林芙美子と有吉佐和子をとりあげた評論.後半の有吉佐和子の部分だけを読む.私はひとつの軸として紹介されている「中国レポート」も読んでいたので,それほど目新しいものがあるわけではないが,他人からの承認欲求の強い人だったのだなと改めて思った.なにか危うく痛々しい.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
林芙美子と有吉佐和子は庶民に愛された女性作家だ。二人とも作品を量産して生き急いだ。才能が溢れて書かずにおけなかったのだろう。有吉は晩年躁病で過剰に演出した。周りはハラハラしながらも見守っていた。
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林芙美子と有吉佐和子について書かれた本。読み応えあり。 林芙美子が亡くなったときの円地文子のコメントが優しい。 『林さんは幸福な人ですね。失礼だけれども、実物よりは写真顔の方がずい分よく、実際の人より小説の方がずっとよろしい。死と一緒にわるいものは皆なくなって、よい所だけ残ること...
林芙美子と有吉佐和子について書かれた本。読み応えあり。 林芙美子が亡くなったときの円地文子のコメントが優しい。 『林さんは幸福な人ですね。失礼だけれども、実物よりは写真顔の方がずい分よく、実際の人より小説の方がずっとよろしい。死と一緒にわるいものは皆なくなって、よい所だけ残ることになった。』 関川さんの有吉佐和子に対する一文(文末部分) 『有吉佐和子は「女流」という言葉を生み出すシステムとよく戦った。みずからの早熟さという宿命と善戦した。しかし53歳の晩夏の一夜、ついに燃え尽きた。彼女は、夏休みの間に級友に別れも告げずにどこか遠くへ去った「転校生」のようであった。』にそうとう泣けました。 有吉佐和子の「女二人のニューギニア」は好きです。 それから今「放浪記」を読み中です。
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