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学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(下) 1901~2006年
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
| 発売年月日 | 2009/08/30 |
| JAN | 9784751526125 |
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学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史(下)
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商品レビュー
3.7
19件のお客様レビュー
20世紀以降のアメリカの歴史 自由と平等の国アメリカ よくも悪くも、アメリカの思惑が世界に影響を及ぼしているのは間違いがない。よく言われることだが、アメリカはほぼ国内しか見ていない。外国を見るのは自国に都合が良くなる様に外国を見る。この本を読んでも、アメリカが対外的に仕掛ける戦争...
20世紀以降のアメリカの歴史 自由と平等の国アメリカ よくも悪くも、アメリカの思惑が世界に影響を及ぼしているのは間違いがない。よく言われることだが、アメリカはほぼ国内しか見ていない。外国を見るのは自国に都合が良くなる様に外国を見る。この本を読んでも、アメリカが対外的に仕掛ける戦争と言うのはほとんど自国の都合によるものだ。アメリカは国内の構造が戦争を必要としている。 例えば第二次大戦はアメリカが始めたものではなかったが、参戦時のミッションは終戦後アメリカが世界一の経済大国になる事と国民を一つの方向に向ける事なのであった。 第二次大戦に限らず、アメリカ国内で戦争に反対する勢力があったりでもを行ったりしても、それは戦争を遂行したい勢力に書き消されてしまう。 第二次大戦が終了すると今度は大戦では仲間だったソ連を敵として設定することにする。 この本では、各局面でどのような人たちがどのように当局の方針にあったのが書かれているが、エピソードとして書かれているだけで大きな変化を起こすことができなかった。 この様にアメリカは常に富裕層のために政策決定がなされできたのであった、このことはアメリカ合衆国憲法を作ったのが特権階級の55人であったことに淵源があると著者は書く。
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アメリカの黒歴史、下巻。 上巻ではコロンブスから始まるアメリカ初期の歴史で、弱者(ネイティブ、女性、奴隷)からの凄まじい暴虐と搾取の下に白人男性を中心として成り立ってきたアメリカが紹介されてきました。こちらの下巻では、近代になって暴力はほどほどに、嘘と欺瞞と謀略で国力を増大させ...
アメリカの黒歴史、下巻。 上巻ではコロンブスから始まるアメリカ初期の歴史で、弱者(ネイティブ、女性、奴隷)からの凄まじい暴虐と搾取の下に白人男性を中心として成り立ってきたアメリカが紹介されてきました。こちらの下巻では、近代になって暴力はほどほどに、嘘と欺瞞と謀略で国力を増大させるアメリカの姿が描かれます。学校の教科書に載っているお話の裏側を丹念になぞるのです。 さらに下巻では政府の嘘と欺瞞に満ちたやり口に対抗する様に、民衆が戦う姿が印象的に描かれていきます。弱者にとって地獄にも等しい世界で最も富める国、アメリカの底辺で声をあげ、拳を突き上げて、少しずつ、ひとつずつ権利と平等を手に入れていきますが、それを上から塗りつぶす様な国の政策が続いていて、権力と民衆の戦いは果てがない様にも思えます。 一つ一つ賽の河原の石を積み上げては壊される様に前に進んできた階級・権利の闘争は日本でも同じ様相だったのでしょう。私たちも進んでいるのかいないのかすらわからない一歩を踏み出し続けています。 そうした国という巨大で度し難い暴力への怒りと共に、民衆が立ち上がり、血を流して少しずつ世界を変えていくのだ、ということを力強く訴える終章は胸に響きました。選挙では何も変わらない。そんなこの世への絶望を踏みしめながら、次も投票に向かうことにしましょう。
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下巻は20世紀以降.種々の抵抗運動が実を結んでいく様が描かれる一方,現代に至るまでなお,権力者による抑圧や分断,暴力が続いてきたことを示す.黒人や女性の社会進出が進んでいるように見えても,実際は権力者の考えに多かれ少なかれ共鳴する人間が表に出ているに過ぎず,本当の意味でそうした被...
下巻は20世紀以降.種々の抵抗運動が実を結んでいく様が描かれる一方,現代に至るまでなお,権力者による抑圧や分断,暴力が続いてきたことを示す.黒人や女性の社会進出が進んでいるように見えても,実際は権力者の考えに多かれ少なかれ共鳴する人間が表に出ているに過ぎず,本当の意味でそうした被差別地位の人々全員の立場が改善しているわけではないというのは,留意しなければならないと思う.訳者あとがきにある通り,原著者本人が移民ルーツで,第二次大戦に参加し,更には公民権運動や反戦運動に関わってきたということで,上下巻含めた内容の背景にある思想にも納得.原題の「人民の歴史」が示すように,これはアメリカにおける市民の抵抗運動を紹介する内容として読むのが適切と考えた.第一次大戦への参戦が国民に支持されず,それへの対処として,反戦運動や徴兵逃れに対する弾圧が行われていたのも知らなかったが,同時多発テロ以降,過去のそうした抑圧に類するような,個人の権利を著しく制限するスパイ対策法が通っていたというのも驚き.今般中露の台頭を踏まえ,軍事分野の記事では,冷戦以降のアメリカ軍の縮小・弱体化が問題にされることが多いが,この本では社会保障の縮小が依然続けられながら,アフガニスタンやイラクで無為な戦争が行われたことが批判されており,そう考えるとアメリカにとって,冷戦崩壊以降の趨勢は「失われた20年」と言うべき状況に思われる.軍事介入ではなく,人道支援こそがテロへの適切な対処だというのは正しくそうだと思うが,一方で軍事力における優越を保てない限り,交渉ができない側面もあるので,難しいところ.この本のスタンスで考えるとトランプ政権は完全に権威主義へのロールバックなわけだけど,これまでの歴史的推移を鑑みると,むしろここで挙がった批判をバネにして,次を担う政権は革新的なものになるのでは,と考えるのは,楽観的すぎるだろうか.
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