商品詳細
内容紹介 | 技術で勝っても、知財権をとっても、国際標準をとっても、事業で負ける日本企業。その構造を明快に解き明かし、技術立国日本の生き残りをかけた処方箋を提示したガイドライン本。 |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2009/07/30 |
JAN | 9784478009260 |
- 書籍
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技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか
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技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか
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商品レビュー
4.1
69件のお客様レビュー
これからの日本で知財戦略をどう事業戦略に結び付けるのかよく分かる本であった。研究開発戦略と知財戦略と事業戦略の一体化、リスクミニマムとチャンスマキシマム、オープン(権利化)クロース(秘匿化)戦略、インターフェースのプロトコル、インベンションをイノベーションに繋げるためにはディフュ...
これからの日本で知財戦略をどう事業戦略に結び付けるのかよく分かる本であった。研究開発戦略と知財戦略と事業戦略の一体化、リスクミニマムとチャンスマキシマム、オープン(権利化)クロース(秘匿化)戦略、インターフェースのプロトコル、インベンションをイノベーションに繋げるためにはディフュージョンが必要、事業の軍師が必要とのことで特許が何のためにどういう使われ方がよく分かった良書であった。今後より活かしていきたい。
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イノベーション論。技術力だけではなく、ビジネスモデルと知財マネジメントの重要性を説く。 とくに知財戦略を詳しく説明している。 量的成長と発展の違いを区別すること。 発展とは既存モデルとは全く異なる新規モデルへの不連続的移行。(オタマジャクシがカエルに移行) 発展はすなわちイノベ...
イノベーション論。技術力だけではなく、ビジネスモデルと知財マネジメントの重要性を説く。 とくに知財戦略を詳しく説明している。 量的成長と発展の違いを区別すること。 発展とは既存モデルとは全く異なる新規モデルへの不連続的移行。(オタマジャクシがカエルに移行) 発展はすなわちイノベーション。「新規性」「進歩性」を備えたもの。 同種モデル間競争において競争優位な者は、常に他に先駆けて異種モデルへの移行を成功させれば、その優位性を保持し続けることができるかもしれないこと。 →「パルミサーノ・レポート」で謳われた根底に潜む考え。常にモデルを創新し続けるものが生き残る。 (イノベーションのジレンマを超える方法。最近のアップルの戦略。一昔前富士フイルムも同様の戦略で生き残ってきた。) 内部は独自技術・摺り合わせよってブラックボックス化、外部はオープンに組み合わせで構成するように仕掛けて、インターフェースのプロトコルは標準化。このモデルが成功例多い。インテル、シマノ。 NIEs/BRICsの市場をどう取り込むか。彼らとの国際分業の戦略や市場として見たときの戦略。 欧米諸国の企業はすでに分業し、市場としても取り込んでいる。 三位一体経営。事業戦略、研究開発戦略、知財戦略の要諦を押さえる 三位一体モデル 1.製品特性(アーキテクチャー)に沿った急所技術の開発 2.「市場の拡大」と「収益確保」を同時達成するビジネスモデルの構築 3.独自技術の権利かと秘匿か、公開と条件付きライセンス、標準化オープンなどを使い分ける知財マネジメントの展開 インテルも、IBMも、アップルも、どれも徹底的に負けた経験を持っている。負けた悔しさの中で徹底的に議論し、考え、そして「プロイノベーション」を主導するに至ったように見える。つまり、試行錯誤と学習の歴史を持っている。 日本人は負けたとき、徹底的に解明することをいやがるが、ちゃんと振り返り、気づき、学び、考えることが重要。(水に流す前に、真摯に振り返る) プロフェッショナルに求められるのは、あの手、この手の戦略的選択肢を豊富に持つこと。
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vol.94 画期的な新製品が惨敗する本当の理由とは? http://www.shirayu.com/letter/2010/000185.html
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