商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
| 発売年月日 | 2009/07/30 |
| JAN | 9784255004853 |
- 書籍
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それでも、日本人は「戦争」を選んだ
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それでも、日本人は「戦争」を選んだ
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商品レビュー
4.1
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2010年5月に購入してから何度かトライするも途中挫折して読み切れていなかった本。 教学研究会の4月講義の課題本になったので、本棚から引っ張り出してきた。 学校では歴史の授業はたいてい幕末ぐらいで時間切れ終了。 現代史を学ぶ機会がなく、“なぜ戦争になったのか”“避ける事は出来...
2010年5月に購入してから何度かトライするも途中挫折して読み切れていなかった本。 教学研究会の4月講義の課題本になったので、本棚から引っ張り出してきた。 学校では歴史の授業はたいてい幕末ぐらいで時間切れ終了。 現代史を学ぶ機会がなく、“なぜ戦争になったのか”“避ける事は出来なかったのか”長い間疑問だった。 大人になってから本を読んだり、ネットの時代になってからは動画を観たりして、なんとなく“日本は戦争なんかしたくなかった。そういう状況に追い込まれ、巻き込まれたんだ。”“悪いのは軍部で普通の国民は戦争反対だった”“日本のお陰で、アジアは植民地から脱することができた。”“虐殺行為はしてない”等の意見を正しいと思い込んでた。 ところが、当時の日本人は戦争忌避していたというより、熱狂していた(驚) ショッキングだったのは、一般国民だけがマスコミなどの扇動によりそうなっていたのではなく、竹内好氏のような文化人までもが感動していたこと。 (竹内好〜魯迅研究の第一人者) 読んでいて自分の中の“常識”がガラガラと崩れ落ち、ショック。 “日本人は戦争を忌避していなかった” “軍部政府を支持していた”。 高市政権を圧勝させた今の日本と重なる気がして憂鬱。 2026.4.4追記 戦時中の日本は国民の食糧を最も軽視した国の一つだった。 昨今の米不足、食料品価格の高騰、トラクターデモが思い起こされ、日本は国民も兵士も大切にしない国なんだと感じた。 そういう視点からも、今だに日本は「戦争をする資格のない国」なんだと感じた。
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この書名には「太平洋戦争は避けられなかった」あるいは「戦争責任は日本人全体で負わなければならない」とのニュアンスが込められていないだろうか。私はまずそこに違和感を禁じ得なかった。なぜなら、この言葉遣いに戦争指導者や国家指導者の責任を曖昧にしようとの意図を感じるからである。私は何も...
この書名には「太平洋戦争は避けられなかった」あるいは「戦争責任は日本人全体で負わなければならない」とのニュアンスが込められていないだろうか。私はまずそこに違和感を禁じ得なかった。なぜなら、この言葉遣いに戦争指導者や国家指導者の責任を曖昧にしようとの意図を感じるからである。私は何も犯人探しの上で善悪二元論に収斂させようとの極論を言っているのではない。政権中枢部の無責任さが報道されるたびに思うのは、太平洋戦争の戦争責任をしっかりと総括していたなら、こんな日本人になってはいなかっただろう、と思うからである。 沖縄の基地問題を例に取れば、沖縄の地政学的条件もあるとはいえ、やはり昭和天皇のマッカーサー軍事顧問への提言が大きな要因と言わざるを得ない。その結果が沖縄の基地集中である。これは米国で公文書が公開されているのだから、歴史的事実として日本人はキチンと認識すべきである。ところが、肝心の国民は宮内庁とマスコミのイメージ戦略にすっかり骨抜きにされているのだから、何をか言わんやだ。天皇の責任を明確にしないのは、そうすれば権力の中枢にいる人間の責任論が浮上するからとしか考えられない。日本の権力者は天皇を頂点に添えた二重構造の中でヌクヌクと生き抜いてきたからだ。ポツダム宣言受諾において、国家指導者の最大の関心は『国体の維持』であった。それは、天皇制の元での自己保全に過ぎない。
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•東大教授の加藤陽子先生が栄光学園の歴史同好会の学生に対して行った講義。骨太で詳細。古典ラジオのヘビー版的印象。 •第一次世界大戦、日露戦争、日清戦争、日中戦争、太平洋戦争までの流れ。 •各要人の思惑と昭和天皇への忖度が生んだ先制攻撃の流れ。国際関係上の立ち位置を勝ち取るのに必死...
•東大教授の加藤陽子先生が栄光学園の歴史同好会の学生に対して行った講義。骨太で詳細。古典ラジオのヘビー版的印象。 •第一次世界大戦、日露戦争、日清戦争、日中戦争、太平洋戦争までの流れ。 •各要人の思惑と昭和天皇への忖度が生んだ先制攻撃の流れ。国際関係上の立ち位置を勝ち取るのに必死の日本と止められない欧米列強の流れ、現場の辛さと本部の現場感の欠如。 •情報不十分な中での意思決定の失敗。 ・避けるのは難しかった戦争と実感。忖度が蔓延する組織でどう思惑を達成するか、政治を理解するか。 ・この深さで議論出来る栄光学園、すごいな。
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