商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白泉社 |
| 発売年月日 | 2009/08/28 |
| JAN | 9784592146216 |
- コミック
- 白泉社
自殺島(1)
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自殺島(1)
¥565
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商品レビュー
3.5
45件のお客様レビュー
日本近海の孤島を舞台に、政府によってこの島に送り込まれた自殺未遂の常習者たちが、命の意味と向き合いながら生きていく物語。作中では、食料を確保するために登場人物たちが狩猟・採集や農耕に取り組む姿が描かれており、『ホーリーランド』と同様、作者自身の経験を踏まえたサバイバルに関する知識...
日本近海の孤島を舞台に、政府によってこの島に送り込まれた自殺未遂の常習者たちが、命の意味と向き合いながら生きていく物語。作中では、食料を確保するために登場人物たちが狩猟・採集や農耕に取り組む姿が描かれており、『ホーリーランド』と同様、作者自身の経験を踏まえたサバイバルに関する知識が、図解を交えながら紹介されている。 森恒二の作品は、どれも何の取り柄もない主人公が覚醒して活躍するというてんで作風が似ている感は否めない。ただ、個人的には『創世のタイガ』と本作は面白いと思う。 現実世界では何もできず生きる意味を失った人物が、いきなり鹿を狩って大活躍したり、さらに平凡な帽子と呼ばれる人物が異様に手先が器用で、次々と道具を作り出したりと、設定や展開にはかなりツッコミどころも多い。サバイバル描写も、実際にそのまま参考にできるほどリアルというわけではない。 それでも、それぞれが人生に悩み、一度は自殺を試みた人間たちが、島で自給自足を強いられ、さらには外敵である隣の集落の輩から身を守りながら生きていく中で、少しずつ「生きる意味」を見つけていく姿には、素直に心を動かされる。最初は何もできなかった人物たちが、役割を見つけ、他者との関係を築きながら成長していく過程も清々しい。途中では同作者の作品である無法島での生き残りが出てきたりと同じ島であることが伺える。 現実離れした展開も多く、サバイバル漫画としてのリアリティには疑問が残るものの、作者が実際に無人島で生活した経験などをもとにした知識が随所に盛り込まれており、単なるサバイバル漫画ではなく、「人は何のために生きるのか」というテーマを真正面から描いた作品になっている。 全17巻とそれなりの巻数はあるものの、ストーリーのテンポがよく、比較的サクッと読める。細かいところにツッコミを入れながら読むくらいがちょうどよく、エンターテインメントとして楽しみつつ、最後には生きることについて少し考えさせられる作品。
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タイトルが重めですが、「生きている」ということを突き詰めていくとこういうことなのかと感じました。当初、生きる活力がなかった主人公ですが極限状態の中、他者とのかかわりで変化していきます。自分を傷つけていたのも他者でしたが、助けてくれるのもまた他者。その関わりの大切さも感じました。そ...
タイトルが重めですが、「生きている」ということを突き詰めていくとこういうことなのかと感じました。当初、生きる活力がなかった主人公ですが極限状態の中、他者とのかかわりで変化していきます。自分を傷つけていたのも他者でしたが、助けてくれるのもまた他者。その関わりの大切さも感じました。そして生きることは命をいただくこと、毎日の当たり前と思っている食事にも感謝を感じました。読み切った後は少し強くなった気がする漫画です!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
未遂を繰り返す人への医療や社会復帰支援の費用。国はもう面倒をみれない。そこで送りこまれるのが”自殺島”。生きたくない人を集める場所。死にたければご自由に。ここには権利もなければ義務もない。崖から飛び降り命を絶つ。そのおぞましい姿は真似はできない。死ねない以上、生きるしかない。同じ境遇の集団で助け合い、水源を見出し、食糧を確保するサバイバル。もし、安楽死が許されていたら、このような労苦も味わうこともなかったろう。しかし、仲間を知ることもできなかった。生きることとは死なないこと。そして、明日もまた戦う。
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