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紅のシークと囚われの美女 オーロラブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宙出版 |
発売年月日 | 2009/07/17 |
JAN | 9784776795452 |
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紅のシークと囚われの美女
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紅のシークと囚われの美女
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 かなりの厚みのある本ですが、すらすらと読めました。 ストーリーとしては、シークものの王道です。 富豪の跡取りであり、美貌と才知、すべてを持ち合わせているアメリカ人女性テンプルが謎めいた美男のシーク、シャリフに突如として攫われるという出だしから始まります。 シャリフは実はイギリス人貴族の称号を持つのですが、幼い頃、トルコ人に両親を殺され、前シークの息子として育てられたという経緯があります。 出逢いからして烈しく惹かれ合う二人ですが、テンプルは自分を理由も明かさず略奪するように誘拐したシークから逃れようとします。 シャリフも彼女はやがて砂漠を去る人間だから、一線を越えてはならないと自らを強く戒めるも、燃え上がる気持ちは止められず、二人は結ばれることになりました。 しかしながら、テンプルがトルコのスルタン、ムスタファに目を付けられてしまいます。 シャリフを愛するからこそ、側にはいられないー、テンプルが彼の側を逃げ出し、残虐なムスタファにとらわれの身にー。 面白くて読ませてくれる内容ではあるのですが、どこかで読んだ話、展開だという印象が終始ありました。とはいえ、出回っている砂漠のシークものについては本書だけでなく、どの作品も皆似たり寄ったりです。 だからこそ、他の作品たちと一線を画するというか、何か目新しい要素が加味されていれば尚更、素敵な作品になったのではと惜しまれます。 一見、冷徹に見えるシャリフは情と信義に厚い男性で魅力的ですし、シャリフがテンプルを攫った理由も理解はできます。 何より、我が儘で勝ち気なテンプルが砂漠での日々を通して ー相手の気持ちも考えず、平気で人の心を踏みつけにしてきたわたしは、何て思いやりのない人間だったのだろう? 人間として成長する姿が描かれているところが一番好きです。 残念なのは、トルコのスルタンが美しいハーレムの女性たちに対して見せる残虐さを描いたシーンです。 ここまで描く必要があるのか? 少し抵抗があるシーンが割と散見されました。ちょっと残念だった部分のように思います。 ですが、全体的にとても興味深く、引きつけられる作品であることに間違いはありません! 惹かれ合う二人の烈しくも純粋な愛が胸を打つ作品でした。
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