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ニューヨーク・スケッチブック 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2009/07/20 |
JAN | 9784309463209 |
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ニューヨーク・スケッチブック
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ニューヨーク・スケッチブック
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
1980年代、ボブ・グリーンやアーウィン・ショーなど、ニューヨークを舞台にした短編集が流行り、よく読んだ。邦訳は、常盤新平、井上一馬。。。 本書は、ブルックリン生まれの生粋のニューヨーカーにしてジャーナリストであるピート・ハミルによる、そうした作品の中の一冊である。1982年に邦...
1980年代、ボブ・グリーンやアーウィン・ショーなど、ニューヨークを舞台にした短編集が流行り、よく読んだ。邦訳は、常盤新平、井上一馬。。。 本書は、ブルックリン生まれの生粋のニューヨーカーにしてジャーナリストであるピート・ハミルによる、そうした作品の中の一冊である。1982年に邦訳版が発行されたものが、1986年に文庫化され、2009年に新装新版となった。 タブロイド紙の一部に載った34篇にはいずれも題名もなく、著者は「ここにおさめた物語は単なるスケッチにすぎない」と語っているが、同時に「おもな主題は人生における危機の瞬間であり、愛とその不在であり、都会の孤独であり、忍びよる過去の重みである」と言うように、一篇一篇が、表現されていない背後の人生の奥行を暗示する、心に沁みるものである。 久し振りにニューヨークを訪れ、前後して偶々『ティファニーで朝食を』を見たが、この作品は、ロンドンでもパリでも東京でもなく、様々な人々の人生が交差するニューヨークでこそ描き得たものなのではないかと感じた。 文庫版には、『幸福の黄色いハンカチ』の原作も収められている。 懐かしい一冊である。 (2014年3月了)
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こういうのが好きだ。全部読み終えたら折にふれてぱらぱら好きなページを開けて拾い読みできるように本屋さんに行って手元に置いておかねば。
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ニューヨーク、それもマンハッタンやブルックリンあたりで普通にありそうな恋の話、ダンスフロアの話・・・の短編集。ニューヨークに住んだことがあればきっとストリートの情景が目に浮かんでくる。ハミルはニューヨークポストの記者だったから、いつも記事を探して、ストリートを歩いていたんだろう...
ニューヨーク、それもマンハッタンやブルックリンあたりで普通にありそうな恋の話、ダンスフロアの話・・・の短編集。ニューヨークに住んだことがあればきっとストリートの情景が目に浮かんでくる。ハミルはニューヨークポストの記者だったから、いつも記事を探して、ストリートを歩いていたんだろうな〜と想像する。 「幸福の黄色いハンカチ」、たった6ページで泣いてしまったのだから、むしろ自分自身にびっくり。
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