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続 人情馬鹿物語
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続 人情馬鹿物語

川口松太郎【著】

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続 人情馬鹿物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社
発売年月日 2009/06/30
JAN 9784846008963

続 人情馬鹿物語

¥2,200

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2014/10/21

いい本だ…。読みやすく、パキッとして無駄を削ったような台詞、文句なく面白い。若い人の読む機会が増えればいいなと思った。 今回も魅力的な女性たち。「月あかるければ」の愛子は歳を重ねて肥えてもどこか神々しい美しさで、「風流あしべ踊り」の光菊は自身を商品とする若い酷薄がそれでも可愛いと...

いい本だ…。読みやすく、パキッとして無駄を削ったような台詞、文句なく面白い。若い人の読む機会が増えればいいなと思った。 今回も魅力的な女性たち。「月あかるければ」の愛子は歳を重ねて肥えてもどこか神々しい美しさで、「風流あしべ踊り」の光菊は自身を商品とする若い酷薄がそれでも可愛いと思う。男性陣も、今時で言う"ヘタレ"な部分もあるのだけど、それだけじゃないんだよね。 円玉師匠の登場が少なかったのが淋しかった。 戦後世代の私に人情を解することができたか不明だけど、この本はずっと残ってほしいと思う。

Posted by ブクログ

2012/09/02

前回に引き続き気になる箇所、台詞、多し。友だちから借りたので、ページを折れない。(今回も一話ずつ感想を細かくメモすべきだった後悔) 実在の人物も登場するので、事実?架空?か迷う所。フィクションでいいのだと思うが、大概真実の物語があるように思える(自分の稀薄で、あっても無いような日...

前回に引き続き気になる箇所、台詞、多し。友だちから借りたので、ページを折れない。(今回も一話ずつ感想を細かくメモすべきだった後悔) 実在の人物も登場するので、事実?架空?か迷う所。フィクションでいいのだと思うが、大概真実の物語があるように思える(自分の稀薄で、あっても無いような日々からすれば)。 正・続と読んで、ちょっとは”人情”というものが分かったかい、わたしちゃん? 落語では人情噺が出来て一人前ってのがひとつ。そんなこんなで、”人情”という言葉をよく目にするが、ちゃんと考えたこともなかった。「自分の損得を抜きにして、こいつをほっとけねぇよっ!」って心・行動が人情なのかしら、と思った。 忘備録:吉原百人斬りって、歌舞伎の「籠釣瓶」のことらしい。東劇のシネマ歌舞伎でかかるので、見に行くこと。あばたと花魁。 第一話「月あかるければ」 第二話「かたみ浴衣」 第三話「銀座善人」 第四話「風流あしべ踊り」 第五話「殺すという事」 第六話「花の吉原百人斬り」 第七話「浮草物語」 第八話「写楽と愛人」 第九話「朋子の一生」 第十話「ヴェニスのたけくらべ」 第十一話「人情非人情」

Posted by ブクログ

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