本番に強くなる メンタルコーチが教えるプレッシャー克服法

白石豊【著】

• 販売会社／発売会社: 筑摩書房
• 発売年月日: 2009/06/20
• JAN: 9784480878045

商品レビュー

2025/08/30

人は、受験や試合などで、様々な本番という場面に出会う事が沢山ある。その中で、不安や心配といった感情と天候や観衆などの外的環境が心に影響を与え、パフォーマンスが変わってくる。心の重圧、いわゆるプレッシャーに向き合う為の感情コントロール、冷静でいる為の呼吸法など、沢山の克服法を知る事ができ、とても面白い。この本を読んで得た事を実践しようと思う。

2024/06/14

4.5
まきさん推薦

著者はスポーツのメンタルトレーナー。スポーツをやる人、人前に出ることがある人、緊張しやすい人には特におすすめ。

スポーツマンションのメンタルトレーニングは今や当然のような気もするが、のこ30年くらい？の話のもよう。

下柳投手の実録はおもしろかった。野球に詳しくなくても楽しめると思う。

感情コントロールはアンソニー・ロビンスも似たようなことを言っていたなぁと。

【気づき】

・プレッシャーの対処法
なくそうとせず、対処の仕方を学ぶ

ステップ1「おう、来たか」と言ってみる
ステップ2プレッシャーの正体を見極める
ステップ3「みんな、いっしょや」と言ってみる

・選手が試合中に見せる4つの感情
1あきらめ
2怒り
3びびり
4挑戦

・感情コントロールは動作から
①体(姿勢、表情)
②呼吸
③言葉

・やりたいことではなく、なすべきことを熱心に行いなさい

・×自信の大きさは過去の実績に比例する
　◎結果を出すためにあらかじめ自信をもつこと

→セルフイメージが大事

例
一流
「苦しくてもここで頑張るのが自分らしい」

二流三流
「試合で失敗するのが自分らしい」
(マイナスのセルフイメージ)

・セルフイメージは他者からも自分自身でもかけている

・本当の自信とは
「これから自分がやろうとすることに大丈夫自分はうまくやりこなすことができるという確かな感じがもてること」

そのためのよい方法

①適切で小さな行動目標を設定して、それを確実に達成していく

②セルフイメージを直接改善する効果的な方法でえるアファメーションをつくり、繰り返し読み続ける

・本当の意味での集中とは、肩をいからせたり、眉間にしわを寄せることで生まれるのではなくて、もっと自然に、まるで鳥が大空を滑空しているような伸びやかな状態

・願わなければ叶わない

・自分に「ありがとう」が言えるか

2019/04/07

ビジネスコーチングのルーツはスポーツにあると聞いており、それらしいタイトルだと思って手に取ったところ、出てくる出てくる、現在のコーチが使用しているスキルと在り方。
スポーツという切り口ではあるものの、スポーツに限らすコーチングを行っている人・受けている人、変わりたいと思っている人、結果を出したいと思っている人すべてにおススメできる本だと思う。