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もう私のことはわからないのだけれど
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もう私のことはわからないのだけれど

姫野カオルコ【著】

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もう私のことはわからないのだけれど

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BP社/日経BP出版センター
発売年月日 2009/06/22
JAN 9784822247485

もう私のことはわからないのだけれど

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商品レビュー

4

15件のお客様レビュー

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2023/12/24

静かな暴風雨というか、風に舞う錘というか...。[more] 何気なさの後ろに隠れた葛藤やわだかまり、寂しさなんかが、短い文章ながらも圧倒するように迫ってくる。細かなプロフィールがその重たさにさらに加重を架しているかのようだ。

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2022/09/30

介護をテーマとした短編集。 全て、介護をしている人間の日記というか、手紙というか、告白口調…語り口調で描かれています。 その語りが終わると、解説のような文体でどのような環境であるのかが記されています。 介護と育児の違い。 そのどちらも経験したことがない私が抱く感想は見当違いな...

介護をテーマとした短編集。 全て、介護をしている人間の日記というか、手紙というか、告白口調…語り口調で描かれています。 その語りが終わると、解説のような文体でどのような環境であるのかが記されています。 介護と育児の違い。 そのどちらも経験したことがない私が抱く感想は見当違いなのかもしれませんが、対等に向き合った過去や歴史があり、互いに語彙があり、身体が大きいことが 様々な感情を生み、けれどかつて対等にあった相手はもう、乳児のように邪気を持たず、そういう相手と対峙して、改めて己の偽善心や自己愛から目を逸らすことができなくなる。 だから、介護は時に辛く悲しいものなのかな、と。 登場人物が被介護者を見放さない理由が共通して、 形は違えど愛であることがとても救いになる作品です。

Posted by ブクログ

2019/02/04

13人の短い話、だけどそれは全部一人の話!介護している人なら誰もが感じたり体験していること。創作は話の終わりのプロフィール。その人の背景、経歴、家族の歴史。短いけどそこから長い物語が想像される。たぶん介護真っ最中の人ならかえって苦しくなって読みたくないと思うだろう。

Posted by ブクログ

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