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生れ出づる悩み 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2009/06/30 |
| JAN | 9784087520545 |
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生れ出づる悩み
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生れ出づる悩み
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
前から読んでみたいと思っていた作品で、今風の表紙がさらに手に取りやすくしてくれました。 途中から「私」の妄想やん!って思いながら読んでいたのですが、山に登る場面になってからは自然描写の素晴らしさに心を奪われました。
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初版が1955年。70年近く前の小説。「列車に乗っている私自身を見出した」とか、「渋り勝ちな筆を休ませる間に」など、素敵な言葉が並ぶ。比喩が多く、情景を組み立て、思い浮かべるのが面倒で時間もかかる。しかし、それが楽しいとは言わないが、興味深いことではある。 北国の冬の鰊漁の情...
初版が1955年。70年近く前の小説。「列車に乗っている私自身を見出した」とか、「渋り勝ちな筆を休ませる間に」など、素敵な言葉が並ぶ。比喩が多く、情景を組み立て、思い浮かべるのが面倒で時間もかかる。しかし、それが楽しいとは言わないが、興味深いことではある。 北国の冬の鰊漁の情景は、壮絶だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終わるとクソデカいため息が出た。 おおまかな話の枠組みは、 物書きである主人公のもとに少年が絵を見てくれと持ってくる。少年は「近々岩内に帰るから故郷である岩内の風景を描いたのを見て欲しい」という。 5年ほどして主人公がそんな約束も名前もおぼつかなくなった頃に自作の魚臭いスケッチブックに木や山が描いてあるものが届いて懐かしく思い、「また札幌で会わないか」と少年に連絡する。 再会した少年は以前のような線の細い男ではなく、どっしりとして日に焼けた男になっていた。聞けば「最初に絵を持ってきた時は実家の生活苦で戻るより他なかった。帰ってからは余裕の無い暮らしの中で時間を見つけては絵を描いていた。周りからはおかしな人と思われたがいざ自然を見るとそんなことはどうでもよかった。」という事を聞く。 その後に続く章は主人公がこのエピソードから思い描いた彼の生活だ。 他の漁師が必死に日々仕事をしている中で、自分の才能は果たして彼らを犠牲にしてまで成し遂げるべきことなのか? という箇所に、これを言語化するとはすごいな…と思う。 趣味を仕事に!みたいな広告あるけどあれを見た時にモニョモニョする気持ち割とこれだなと感じる。創作する人は一度読んでみるといいかもしれんな。 あと最終章の頭からいきなり激励が凄まじくて おお!? ってなった。勢いがいい。ずっと冬の話だったので春の息吹ってかんじで好き。
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