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英語の改良を夢みたイギリス人たち 綴り字改革運動史一八三四-一九七五
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英語の改良を夢みたイギリス人たち 綴り字改革運動史一八三四-一九七五

山口美知代(著者)

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英語の改良を夢みたイギリス人たち 綴り字改革運動史一八三四-一九七五

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 開拓社
発売年月日 2009/06/05
JAN 9784758921411

英語の改良を夢みたイギリス人たち

¥4,840

商品レビュー

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2020/12/01
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英語は綴り字における文字と音の対応関係が規則的ではない。このことは、英語を外国語として学ぶ者のみならず、英語圏で母語として学ぶ子どもたちにとっても大きな負担である。なぜこの問題をずっと放置してきたのか疑問に思ってきた。  この本に出会い、イギリス本国で行われた綴り字改革運動の様子を知ることができた。実際、相当数の人たちが情熱を持って国に働きかけていた。  結局どの運動も成功には至らなかったが、その理由として、エリートの属する保守層が、語源が判らなくなるような変更に対して、強い抵抗感を示したことが考えられる。特にラテン語起源の綴りに対する敬愛や憧憬は漢字圏に属する我々の想像をはるかに超えているに違いない。  階層の違いも影響した。教育者は、識字率の低い貧しい子どもたちに発音しやすい綴りが必要不可欠と考えたが、権力を持つ上流階級の議員は、それほど必要性を感じなかった。  英語がインターネット時代において国際語としての地歩を確固たるものにした現在、綴り字改革を運動として一から立ち上げるのは難しいだろう。今後は、ウェブ上で日々英語を使う人たち -- 英語話者、非英語話者を問わず -- が、新たな綴り字を創っていくことになるだろう。すべてを小文字で書いたり、youをYとするような動きはすでに始まっている。ピリオド(.)は威圧的だから打たないという人も増えている。throughはthru、catはkat…  英語を学ぶ日本人としては、発音しやすい綴りになってもらえるとたいへんありがたい。

Posted by ブクログ