商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/06/09 |
JAN | 9784167177706 |
- 書籍
- 文庫
おでんの丸かじり
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おでんの丸かじり
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
落雁ではじめるところがすごいな。(^^; 今回一番食べたかったのはカミカツ、次点でチキンラーメンってな感じでした。
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- ネタバレ
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2009年刊(週刊朝日初出2003~04年)。丸かじりシリーズ№24。 「週刊朝日」長期連載のグルメ・エッセイで、叙述はA~C級まで広範囲。 面白く、見事な着眼点と感じるのも多い。例えば、駝鳥料理、馬肉の焼肉料理がそれ。あるいは、チキンラーメン今昔物語はなかなか。 ただ、一方、着眼点の良さは、一方で踏み込み不足を感じさせることにつながる。週刊誌連載ゆえに止むを得ない面はあるが、 例えば「稲荷寿しのお揚げさんを米を入れる袋に見立てた人は秀逸」との卓越した着眼を示しながら、その人物探索に更なるメスを入れた叙述は伺えない。あるいは、関東風すき焼きの料理法で牛肉を魚介類に変えただけという「魚ちり」を紹介しつつ、その淵源が皆無。静岡風おでんは関東煮とも関西風おでんとも一線を画するが、その由来なども触れない。 何とも惜しいところである。
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安定の面白さ。タンメンを食べようと睾丸を除く臓器が準備をしていたらカレーになってしまって、そこで緊急にカレーへの対応を見せてくれた臓器たちだが、実際はイメージしていたカレーとは似つかぬものが出てきて、睾丸を除く臓器たちに申し訳ない、というくだりが白眉。
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