商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 1985/09/09 |
| JAN | 9784088518312 |
- コミック
- 集英社
【新装】DRAGON BALL(1)
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【新装】DRAGON BALL(1)
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商品レビュー
4.5
103件のお客様レビュー
実家の本棚に眠っていた『ドラゴンボール』全42巻を、15年ぶりに一気読みした。 かつては「次はどんな強い敵が出るのか」「どうやって倒すのか」というバトルの行方にばかり目を奪われていたが、改めて読み返すと、主人公・孫悟空が体現する「自己研鑽の在り方」が、今の自分の生活や価値観に深...
実家の本棚に眠っていた『ドラゴンボール』全42巻を、15年ぶりに一気読みした。 かつては「次はどんな強い敵が出るのか」「どうやって倒すのか」というバトルの行方にばかり目を奪われていたが、改めて読み返すと、主人公・孫悟空が体現する「自己研鑽の在り方」が、今の自分の生活や価値観に深く突き刺さる。 ■「絶対的」な強さへの渇望 悟空の行動原理は、常に「昨日の自分を超えること」に集約されている。 特に印象的なのは、ナメック星へ向かう宇宙船内での重力トレーニングだ。地球の100倍という、一歩間違えれば身体が押し潰されるような過酷な負荷を自らに課し、黙々と基礎を積み上げていく。 彼は「誰かと比較して自分が優位に立ちたい」という相対的な物差しを持っていない。周りに敵がいなければ、自ら環境を作り出してまで自分を追い込む。この、外部の評価や状況に依存しない「絶対的」な向上心こそが、悟空を最強たらしめている根源なのだろう。 ■修行そのものを「楽しむ」という境地 もう一つ驚かされたのは、彼が修行を全く「嫌々」やっていない点だ。 重力100倍の極限状態ですら、彼は新しい自分の可能性に出会えることを喜んでいるように見える。努力を「苦行」ではなく「趣味」や「遊び」の延長として捉える。この悲壮感のなさが、結果的に最大のパフォーマンスを引き出している。 今の自分に置き換えても、目の前のタスクを「こなすべき義務」と捉えるか、「能力を拡張する機会」と面白がるかでは、到達できる精度が全く変わるはずだ。 ■大人になって理解できた「最適ではない行動」 第3部(28~35巻)の人造人間・セル編では、子供の頃に読んでいた当時は「なぜそんな無駄なことをするのか」と批判的に見ていたシーンが、今では深く腑に落ちるようになった。 クリリンが18号の自爆スイッチを壊したこと ベジータがセルの完全体化をあえて見逃したこと 合理的な判断基準に照らせば、これらは間違いなく「失敗」だ。しかし、クリリンには一人の女性を尊重したいという、人間としての情があった。ベジータには、中途半端な相手を倒しても自分の強さを証明できないという、脆くも高いプライドがあった。 キャラクターたちがそれぞれの価値観に沿って、損得を超えた行動をとる。その「人間臭さ」や「非効率さ」があるからこそ、物語に厚みが生まれ、読者としての共感も生まれる。家族を持ち、社会でさまざまな葛藤に触れるようになった今、彼らの「正解を選べなかった瞬間」の重みが痛いほどよく分かる。 ■変わらない師弟関係と継承 物語のスケールが宇宙規模になり、戦闘力がインフレを起こしても、悟空が武天老師(亀仙人)を「師匠」として敬い続ける姿には、背筋が伸びる思いがする。 武天老師もまた、弟子の実力が自分を遥かに追い越したことを認め、余計な口出しをせず、静かに見守っている。かつて「上には上がいる」と教えた師匠への敬意が、悟空の謙虚さを支え続けている。 また、第3部から第4部にかけて描かれる「次世代(悟飯や悟天)への継承」というテーマも、今の自分には特別な意味を持って迫ってきた。自分が培ってきたものを誰かに託す、あるいは誰かの成長を信じて一歩退く。その難しさと美しさが、全編を通して丁寧に描かれている。 ■まとめ 第2部のサイヤ人・フリーザ編(17~27巻)が、絶望とカタルシスの頂点である「華」であることは間違いない。しかし、全42巻を読み終えて心に残ったのは、凄まじいバトルシーンよりも、悟空が修行の合間に見せる晴れやかな笑顔だった。 「周りがどうであろうが、自分を磨き続ける」 このシンプルで力強いモチベーションは、日々の仕事や家庭生活に追われる今の自分にとって、大切な指針になる気がしている。15年後の再読は、単なるノスタルジーではなく、自分自身の在り方を問い直す貴重な体験となった。
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子供の頃アニメで知って学生時代に単行本を友達の家で読み漁った記憶。 アニメは今思えば尺稼ぎが酷過ぎたから漫画だとテンポ良く読めて楽しかった。
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これがあのバケモノコンテンツになるとは一巻読むだけではとても思えん。表紙裏コメントでも大筋しか決めてないと書いてあるし、本当にざっくりしか決めずに始めたんだろうな。 今読むと時代感覚というか、色々すごくて驚く。 西遊記という物語構造の強さ。 今改めて読んでみると結局何が発明だっ...
これがあのバケモノコンテンツになるとは一巻読むだけではとても思えん。表紙裏コメントでも大筋しか決めてないと書いてあるし、本当にざっくりしか決めずに始めたんだろうな。 今読むと時代感覚というか、色々すごくて驚く。 西遊記という物語構造の強さ。 今改めて読んでみると結局何が発明だったんだろう? 底抜けに明るい少年性を持つ主人公のキャラクター性なんじゃないかと思う。 サブとして、バトルの描写や、キャラクタービジュアルのポップさがあった。 そう考えるとオリジナリティや時代に合う魅力が必要なのはプロットではないと確かに言えるのかもしれない。
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