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ミステリーの人間学 英国古典探偵小説を読む 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/05/20 |
JAN | 9784004311874 |
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ミステリーの人間学
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ミステリーの人間学
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商品レビュー
3.5
15件のお客様レビュー
著者は、NHK Eテレ「100分de名著」、シャーロック・ホームズスペシャルで解説者として登場した。 本人の解説が面白かったので、テレビの画面にうつっていた著作を読むことにした。 ミステリーとは「人間の描写」であると著者はいう。 特に面白いのは、コナン・ドイル、そしてアガサ・ク...
著者は、NHK Eテレ「100分de名著」、シャーロック・ホームズスペシャルで解説者として登場した。 本人の解説が面白かったので、テレビの画面にうつっていた著作を読むことにした。 ミステリーとは「人間の描写」であると著者はいう。 特に面白いのは、コナン・ドイル、そしてアガサ・クリスティ。 私はそこまで古典のミステリーに詳しいわけではないが、一般常識程度には知っている。 この二人は作品や人柄、キャラクターなど非常に多く語られている。 人間の描写という視点から見てみると、ただミステリーを読んで面白い、ではなかったことに気付く。 その面白いという感覚が何なのかという深い考察に至ることができる。 「英国ミステリーのその後」では、ドラマでもお馴染み、主任刑事モースも挙げられている。 モースは、ドラマでしか見たことがない(しかも、endeavorなどスピンオフの方が好き)。 人間という点に視点を置いて見てみると、インテリという設定があることで、彼の言葉の端端にあるイギリス文学の香りを楽しむことができる。 また、時代設定を現代にすることで現代の人間についても深く感じさせる。 ミステリーとは、人間。 トリックだけがミステリーの面白さではない。 そのことがよりミステリーの面白さを引き立てるのだ。
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ディケンズ、コリンズ、ドイル、チェスタトン、クリスティーと5人のイギリスの作家のミステリー小説の評論です。 英国古典探偵小説は単純なトリックの謎とき話ではなくて、人間の心理や暗部について語る人間性の探究の話でもあるということです。 シャーロック・ホームズ、ポワロ、ミス・マープル、...
ディケンズ、コリンズ、ドイル、チェスタトン、クリスティーと5人のイギリスの作家のミステリー小説の評論です。 英国古典探偵小説は単純なトリックの謎とき話ではなくて、人間の心理や暗部について語る人間性の探究の話でもあるということです。 シャーロック・ホームズ、ポワロ、ミス・マープル、ブラウン神父の話をまた読みたくなりました。
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クリスティが含まれていたので読んでみた。 基本的にネタバレしまくってますが そうしないと「人間を描く」ことに関する 考察ができないから そこは承知の上で手を出しましょう〜。 まぁ、すでに広く知られているトリックが 主ですけれども。
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