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疾走する精神 「今、ここ」から始まる思想 中公新書
770円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/05/23 |
JAN | 9784121020031 |
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疾走する精神
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
偶有性の海に飛び込めというメッセージが心に響いた。 持続可能性の中にある多様性を保つことが、これからの世界を形作っていくために大事だとあった。 真·善·美に通じる本物の知性を持って、グローバル化するインターネット社会にうまくのっていきたいと思った。
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「グローバリズム」「無限」「アカデミズム」「多世界解釈」「音楽」など、20のテーマについてのエッセイです。 われわれを取り巻く世界は、たえまなく変化しつづけており、無限の多様性に満ちています。われわれの脳は、こうした世界からやってくる情報の海のなかを泳ぎわたっており、こうした世...
「グローバリズム」「無限」「アカデミズム」「多世界解釈」「音楽」など、20のテーマについてのエッセイです。 われわれを取り巻く世界は、たえまなく変化しつづけており、無限の多様性に満ちています。われわれの脳は、こうした世界からやってくる情報の海のなかを泳ぎわたっており、こうした世界のかぎりない豊饒性をあじわうことが大きな喜びであることはたしかでしょう。本書で著者が説いているのは、固定したものの見かたにとらわれることなく、豊饒な世界を駆け抜ける「疾走する精神」のありようです。 ただし、たえず変化しつづける世界のなかで、どこまでも自己を拡散させて自己を見うしなってしまってもいけないと著者は考えます。贅沢な「源泉かけ流しの温泉」のような情報の海のなかで出会われるさまざまな知の萌芽を凝縮し、あたらしいものを生み出すことに努めなければなりません。そうした経験のありようを教えてくれるのが、優れた芸術だと著者はいいます。優れた芸術に触れることは「絶対」的なものを経験することであり、そうした経験はたえず新しいものへと移っていく宇宙のなかで結晶化された「奇跡」のようなものだと述べられています。 こうした著者の議論に対して、脳や宇宙についての恣意的なイメージを振り撒いているだけだと批判する向きもあるかもしれません。ただ個人的には、人間の精神のポジティヴなイメージをえがき出すエッセイとしておもしろく読みました。
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専門性に基づいたエッセーだと思って読んだけれど、良くも悪くもこれは文学だな、という感想。独自の言い回しや言葉の選び方で世界のシステムや物理法則や認識について表現していて文章にセンスがあるとは思うけれど、あまり具体的ではなくて、装飾過多なイメージ。 もっと端的にシンプルに説明して欲...
専門性に基づいたエッセーだと思って読んだけれど、良くも悪くもこれは文学だな、という感想。独自の言い回しや言葉の選び方で世界のシステムや物理法則や認識について表現していて文章にセンスがあるとは思うけれど、あまり具体的ではなくて、装飾過多なイメージ。 もっと端的にシンプルに説明して欲しい。音楽に例える表現も多かったけれどあまりしっくり来なかった。 自分で想像した種類の本では無かった、というだけで茂木さんが悪いわけではないけれど。
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