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今こそアーレントを読み直す 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2009/05/20 |
| JAN | 9784062879965 |
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今こそアーレントを読み直す
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今こそアーレントを読み直す
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商品レビュー
4.1
63件のお客様レビュー
とても面白かったです。 ハンナアーレントという人、その思想に関する本を初めて読みましたが、共感できるところが多かったです。 本文中で、ギリシャの都市国家ポリスの市民たちは、自分の私的な利害を除いて、全体のための善を討論していた、そこに複数性があること、人間性を見出している旨の話...
とても面白かったです。 ハンナアーレントという人、その思想に関する本を初めて読みましたが、共感できるところが多かったです。 本文中で、ギリシャの都市国家ポリスの市民たちは、自分の私的な利害を除いて、全体のための善を討論していた、そこに複数性があること、人間性を見出している旨の話が出てきます。 それが本当にポリスの時代に実現できていたかは置いておいて、私達の生きる現代において、それは国家的な政治においても、もっと小規模な、普段の生活に密着した集団においても、アーレントの理想とするような思考、つまり私的利害を超えて討論し、複数性を持った方策を導くということは、できていない場面がほとんどじゃないのだろうかと思えます。ポジショントークになりがち。 私的利害を完全に排除するのは人間という生き物である以上難しくとも、そこに近づくことは可能だと思いますし、そういう人間として育ちたいとも思います。それは偽善であってもよいと。むしろ私的利害を全面に押し出すことしかできない人は、全体のための方策を討論していく素養がない人かと思います。 アーレントの原著も今度読んでみたいですが、アーレントの提示するものは、具体的の政治的主張するものでは全くなく、社会としての、または個人としての思考のスタンスを提示するように感じました。 全体主義に向かっていかないための。 現実的には、自分の立場のバイアスがかかりすぎないように配慮しながら、知見を深め、教養を身につけ、他者の話に耳を傾けながら、よりよい方策をコミュニケーションを取りながら作っては、直し続けていくということでしょうか。 それはつまり、ポリス的な市民としての要件と重なるのだと思います。 1つの視点による世界観を押しつけたり、依存したり、考えるところや対話することを放棄することは、全体主義に通じることであると。
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アーレントという名は知っていたものの著作を読むまでは至らず だったのですがたまたまブックオフでこの本を見つけて読んでみました。 とても難しい内容なのですが著者が分かりやすく解説してくれているので 何とか表面的にでも理解できたかなと思います。 今の民主主義の政治って結局何らかの利...
アーレントという名は知っていたものの著作を読むまでは至らず だったのですがたまたまブックオフでこの本を見つけて読んでみました。 とても難しい内容なのですが著者が分かりやすく解説してくれているので 何とか表面的にでも理解できたかなと思います。 今の民主主義の政治って結局何らかの利権の代表者が とにかく自分の支援母体のためにパイを奪い合う形になっているけれども ハンナ・アーレントの理想とする政治は古代ポリスのように 自立した市民が公共善のために自由に議論を交わして複雑性を獲得し より良い社会にしていくことだというような感じでしょうか。 今まで政治哲学の話とかあまり興味なかったのですが この本のようにしっかり解説してもらえると腑に落ちるんだなと感じました。 まだ頭が整理できているうちにアーレントの本を今こそ読み直すではなく 初めて読んでみようかなと思わせてくれただけでも星5つです。
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「今こそアーレントを読み直す」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51301306.html
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