商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/05/07 |
JAN | 9784167676070 |
- 書籍
- 文庫
魔女の笑窪
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魔女の笑窪
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商品レビュー
3.4
49件のお客様レビュー
いつも聴いているpodcast番組に大沢在昌さんがゲスト出演していて最新作を紹介していました。大沢さんの代表的な作品である “新宿鮫シリーズ” はほとんど読んでいるのですが、この “魔女シリーズ” は初めてでした。 お話を聞いていてその主人公の設定にちょっと興味を持ったので、...
いつも聴いているpodcast番組に大沢在昌さんがゲスト出演していて最新作を紹介していました。大沢さんの代表的な作品である “新宿鮫シリーズ” はほとんど読んでいるのですが、この “魔女シリーズ” は初めてでした。 お話を聞いていてその主人公の設定にちょっと興味を持ったので、まずは第1作目を読んでみようと思った次第です。 一言でいえば、女性が主人公の “日本版ハードボイルド といった類ですね。
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魔女水原シリーズ第一作。 売春島というのは本当にある(あった?)らしいが、本書のモデルなのかは不明。 荒唐無稽な設定から臨場感あふれる物語を説得力をもって作り上げる作者の筆力にはいつもながら感心する。 1話完結的な小エピソードを積み、さらに全体を貫くストーリーを重ねる手法は...
魔女水原シリーズ第一作。 売春島というのは本当にある(あった?)らしいが、本書のモデルなのかは不明。 荒唐無稽な設定から臨場感あふれる物語を説得力をもって作り上げる作者の筆力にはいつもながら感心する。 1話完結的な小エピソードを積み、さらに全体を貫くストーリーを重ねる手法は、同じ事務所に属する宮部みゆきにも似る。 この壮絶な過去を背負い、生き残るために冷徹な決断を辞さない主人公をどう動かしていくのか、次作も楽しみだ。
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主人公と星川との関係性がめちゃくちゃ刺さりました。 命懸けで、裏切られることが前提の世界でただ1人背中を預けられる関係性、それも命懸けの戦いでって点で、肉体的には男女でバランスもよく、でもだからこそ超えたくない一線を理解してそこはきちんと線引きする、深くならないんじゃなくて、道を...
主人公と星川との関係性がめちゃくちゃ刺さりました。 命懸けで、裏切られることが前提の世界でただ1人背中を預けられる関係性、それも命懸けの戦いでって点で、肉体的には男女でバランスもよく、でもだからこそ超えたくない一線を理解してそこはきちんと線引きする、深くならないんじゃなくて、道を間違えない絆の深さがすごく好き。 ハードボイルド小説は、多分絶対好きなジャンルだと分かってたけど好きでした。 他の作品も読んでみたいと思います。
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