商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/05/09 |
JAN | 9784048678094 |
- 書籍
- 文庫
狼と香辛料(ⅩⅠ)
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狼と香辛料(ⅩⅠ)
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商品レビュー
3.9
29件のお客様レビュー
最後の話だけに、この評価を。 金のためにすべてを犠牲にできる冷徹な商人。 その誕生に隠された「甘っちょろい」日々を中々うまいこと書いている。
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今回は、短編2編と中編1編が収録されています。 短編は、いつもながらのロレンスとホロの日常のやりとりがえがかれています。コルが同行する前の話なのだと思いますが、二人だけで旅をつづけていたころの作品の雰囲気が、なんだかなつかしく思い出されました。 中編は、貴族から没落して商人と...
今回は、短編2編と中編1編が収録されています。 短編は、いつもながらのロレンスとホロの日常のやりとりがえがかれています。コルが同行する前の話なのだと思いますが、二人だけで旅をつづけていたころの作品の雰囲気が、なんだかなつかしく思い出されました。 中編は、貴族から没落して商人として生きていかざるをえなくなった当初のエーブが主人公の話です。フルールと呼ばれていたころの彼女の視点から、血で血を洗う商売人の世界のえげつなさがえがかれており、かならずしも好きな話というわけではないのですが、強く印象にのこっています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
3つの短編集。 ロレンスとホロの話は問題も起こらず二人がいちゃつくお話。 ロレンスは "「記憶は間違えることが大いにある。しかし、文字はそうではない」 揉めた時に勝つのは、いつだって文字なのだ。" と学びつつ、エーブは文字を書き換えられ、その文字に負けるというのは中々の皮肉がきいていることで。 [狼と黄金色の約束] このときの笑顔を忘れないと言っていたけども、あまりにも穏やかすぎて、普段の非日常に比べたらすぐに忘れてしまいそう。 [狼と若草色の寄り道] 寄り道して、二人でイチャイチャ話す展開。 [黒狼の揺り籠] 没落しても貴族然としていたエーブが、金の亡者"商人"になるまでのお話。 こうなったかという感じで中々読み応えがありました。
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