なぜ、この店だけ客が集まるのか？ 「売れる極意」のヒント集 KAWADE夢文庫

現代ビジネス研究班【編】

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2009/05/01
• JAN: 9784309497242

商品レビュー

2015/01/08

「売れる極意」のヒントが凝縮。
1000円理髪はトイレ近くの店が流行る理由、100円ショップの陳列のからくり、マネキンよりトルソーが使われる理由、セールストークの妙、ホステスの話術、格安バスツアーとトイレ休憩の関係、手描きPOPの心理、マンション業界の「完売御礼広告」の目的、タレントのギャラ、ニッチ広告の値段、、など。
日々の生活でもちょっと目を凝らせば溢れている知恵の数々が掲載されていて、とても面白かった。
タレントのギャラのおおよその数字（連ドラの出演料は主役クラスで300万。意外と安い。別格扱いもあり、古畑の田村さんは500万、CHANGEの木村君は700万とのこと。CM出演料は、木村君1億くらい、柴咲コウが5000万くらいとのこと。ちなみに化粧品のCMはイメージアップに繋がる為、多少安くてもオファーは受けることが多いらしい。面白い！）や、エスカレーターの手すり（1mあたり8000円）や自動改札機のステッカー（4週間掲載JR関東近郊の全駅で6000万。新聞の全国紙に全面広告を２回するのと同じ）など、ニッチな場所の広告料金もしっかり描かれているのは興味深い。
街を歩いてばらまかれるうちわの効果なども納得。（こちらは1万本で1本40〜50円くらい）
周囲を黒で囲むと他の色が引き立つことを色彩心理学で「ベゾルト効果」と呼ぶらしい。
勉強になった。こういう本、沢山読んでいこう。仕事のネタにもなったら良いな。

2010/06/25

この本は
「集客、販売の極意がギッシリ詰まった儲けるヒントの缶づめ」である。

この本を読むと多くの商売の疑問や謎がわかります。

「へー、なるほど・なるほど」
「そうだったんだー」
って感じになります。

とてもおもしろく、勉強になります。

ご商売をされている方はおすすめです。