商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/04/14 |
JAN | 9784062763233 |
- 書籍
- 文庫
名探偵はもういない
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名探偵はもういない
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商品レビュー
3.6
18件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリーが読みたくて購入しました。作中、いきなり恋愛モノになり、5年越しの恋が実ったという事で感動していたら、実は既婚者が騙していたようでガッカリ… と思いきや、回答編でとても良い方向にまとまっていました。残念ながら本人はもう亡くなってしまいましたが、真実を告げられたさゆみさんは、恋愛にトラウマを抱えずに前を向いて生きていけると思います。いい恋愛小説でした…(違う) 全部を当てるのは大変ですが、推理自体の難易度はそんなに難しくないと感じました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
《あかずの扉研究会》シリーズの4作よりも明らかに進化している。霧舎巧らしさが良い方向に発揮されている。 起こる事件は、雪の山荘での殺人。王道なのだが、どこか王道とは違った雰囲気を感じさせる。 解決編はやや分かりにくい部分はあるものの、謎がしっかり整理されているところも良い。 世界的名探偵の登場はかなり驚いたが、物語として見ると、このキャラクターがいるかいないかはかなり違うだろう。 木岬とさゆみのラブシーンには最初は少々閉口したくもなったが、まさかあぁいう形で絡んでくるとは思わなかった。 相変わらず伏線回収は見事。 しかし、心躍る挑戦状はついているものの、読者が全てを当てるのはかなり難しい。切れ味鋭いロジックも多々見られるが、多少想像に頼っている部分もある。 だが、それもアンフェアという類のものではないし、差し引いても十分に面白い。 そして最後のオトし方も巧い。ロジックを根幹に据えた本格ミステリとしてはもちろんだが、今までの作品より物語としての面白さも格段と上がっているように感じる。 タイトルと表紙も好み。 満足。
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10ページくらい読んで気づいた。 「あ、これ、読んだことある」 そしてにわかに思い出す、最後の方のちょっとしたオチ。 うわー、しまったなあと思ったけれど、その最後のオチ以外はまったく覚えていなくて、ほとんど初読のようにハラハラドキドキ楽しませてもらった。 著者の筆力と、僕の記憶力...
10ページくらい読んで気づいた。 「あ、これ、読んだことある」 そしてにわかに思い出す、最後の方のちょっとしたオチ。 うわー、しまったなあと思ったけれど、その最後のオチ以外はまったく覚えていなくて、ほとんど初読のようにハラハラドキドキ楽しませてもらった。 著者の筆力と、僕の記憶力(のなさ)に感謝!! 最後はちょっと甘すぎる感じがするけれど、実にしっかりと作りこまれた本格。堪能させてもらいました。
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