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花嫁人形 創元推理文庫
748円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2009/03/25 |
| JAN | 9784488467067 |
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花嫁人形
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花嫁人形
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
【秘めやかに。恋を、愛を、友情をー】 『雪の断章』『忘れな草』に続いて第三弾。 家族の物語。昭菜はこれまでの主人公以上に父と母が近い。 それでも、感情に戸惑い行動は伴わず思いはすれ違う。 これまでの登場人物が現れて昭菜と関わってくるシーンには、ジンとくるものがあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このシリーズのヒロインたちに対する周囲の大人の仕打ちはことごとくひどいのだけど、これは最悪だ。 「雪の断章」ではほんの6歳かそこらの少女を女中代りにこき使い、「忘れな草」では二人の少女を常に比較することで精神的に追い詰め、この作品では学齢期になっても学校に行かせることもなく、独学でひらがなの読み書きを覚えたのを知りノートと万年筆をとり上げる。食事も満足に与えない。家族は彼女に声をかけるどころか、視線を向ける事すら稀なのだ。 これは犯罪でしょうが! 昭菜(あきな)の家族はもちろん彼女と血は繋がっていない。 娘が4人もいる家にもうひとり娘がもらわれてくるのには理由があるのだけど、それにしてもこの仕打ち。 で、例によって彼女は一緒に暮らしている若い男性に恋をする。 育ての母の弟、つまり血は繋がっていないけれど叔父だ。 家族同然の彼は昭菜が辛い思いをしていても、人前では無視をする。誰もいないときは優しくても、一番辛い時にかばってくれない男なんてダメじゃん。 だけど、ロミオとジュリエットのように人目を忍んで愛し合うんだね。 「雪の断章」では聖子が殺され、「忘れな草」では楊子が自殺し、この作品では郁が自殺し織の精神は崩壊する。 ヒロインたちの幸せのために、何人の女性が不幸になっていくのか。 そして、年上の彼氏たちはどいつもこいつももったいぶった話しぶりで個性がなく、ついでに言うと魅力もないなあ。 一度も学校に通ったことのない昭菜は、週に一度、夜中に叔父の壮嗣(つよし)から学問を教えてもらうのだが、その際、学校へやらなかった両親を恨んではいけないと壮嗣が言ったセリフが噴飯もの。 “こういうものだよと型にはめられて教壇から教えられたなら素朴な疑問などむしりとられるだろう。はいそうですかとまっすぐ受け入れて思考を停止し、そのまま大人になって社会を動かす時に、やはりあるがままの社会をはいそうですねと受け入れるだろう。思考から創造へと発展させる何かが教壇で忘れられているのだろう。” だからと言って教育を受ける権利をとり上げていいの? そして門の外に出たことがなく、もちろん買い物などしたこともない昭菜に政治や経済の勉強。 “どんな学者が経済を科学しようとも、どんな政治家が国を治めてどんな政党が批難しようとも、人間がもっとうまい物を食べたい、もっと楽をしたいと思う気持ちがある限り経済はどんな形態をとろうともいつか軋んでくる。だから一つの政治形態をつついてあれこれ言うよりも、人間個人の欲望と見栄にすべての悪があることを知りなさい。” 叔父・壮嗣は就職してまだ一年未満。 実に鼻持ちならない。 次で4部作の最後。 すっきりと終われるのだろうか。
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相変わらず天然っぽくて天才的な文体。 佐々木丸美の作品は徐々に読んでいってるけど、毎回この文体には凄いと思わされる。 全文が詩のようであり、少女の感性と哲学に満ちている。 真似できない境地。 しかしどうして彼はあんなにモテるのか。 踏み出すこともあるけれど、自己保身と企業の論理...
相変わらず天然っぽくて天才的な文体。 佐々木丸美の作品は徐々に読んでいってるけど、毎回この文体には凄いと思わされる。 全文が詩のようであり、少女の感性と哲学に満ちている。 真似できない境地。 しかしどうして彼はあんなにモテるのか。 踏み出すこともあるけれど、自己保身と企業の論理にしばられている。 企業の論理が人間関係の重要な部分にまで影響してしまう世界観ってのも当時の日本独自のものかも。
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