商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2009/03/30 |
JAN | 9784022644855 |
- 書籍
- 文庫
街道をゆく 新装版(31)
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街道をゆく 新装版(31)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
司馬遼太郎はほとんど読んでないから少しは読んだほうが良いだろうということで読み始めた街道をゆくも31冊目まで来ましたが、31冊の中で一番波長が合わなかった気がします。 なんか過去の文学作品に描かれたアイルランドを通して見ようとしすぎて、実際のアイルランドを見てないように思えてしま...
司馬遼太郎はほとんど読んでないから少しは読んだほうが良いだろうということで読み始めた街道をゆくも31冊目まで来ましたが、31冊の中で一番波長が合わなかった気がします。 なんか過去の文学作品に描かれたアイルランドを通して見ようとしすぎて、実際のアイルランドを見てないように思えてしまって。 まぁこの作品が書かれたのは40年ほど前なので、いまの経済発展をしたアイルランドとは違っていたのかもしれないのですが……。
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司馬遼太郎 街道をゆく 愛蘭土(アイルランド)紀行 2 アイルランドとは 地理的に離れ、歴史と文化が異なる分、ほどよい関係が作れそうな気がする 著者が余談として語った通り「日本人は ギリシア・ローマの子孫では ない」という異郷意識を持って、受け身的にヨーロッパと接す...
司馬遼太郎 街道をゆく 愛蘭土(アイルランド)紀行 2 アイルランドとは 地理的に離れ、歴史と文化が異なる分、ほどよい関係が作れそうな気がする 著者が余談として語った通り「日本人は ギリシア・ローマの子孫では ない」という異郷意識を持って、受け身的にヨーロッパと接するのは 正しいと思う アイルランドだけでなく、どこの国も愛国主義が極端になると、二項対立的になり、争いが絶えない。アイルランドが徹底した反英国や反プロテスタントのに至る歴史をもう少し知りたい 小泉八雲 がアイルランド人というだけで、アイルランド人に親しみを感じる。特に印象に残ったのは 妖精を中心としたケルト的神秘。妖精は神なのか?死者の霊なのか? アラン島は 見てみたい
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Iから一貫している視点はプロテスタントとカトリックの関係からアイルランドという国を読み解こうとしていること、またジョイスやイェイツ他の文学を通しても見ている。最後に「まことに、文学の国としかいいよがない」(p。274)とあるが、そこに視点がやや固定されてしまっているのではないかと...
Iから一貫している視点はプロテスタントとカトリックの関係からアイルランドという国を読み解こうとしていること、またジョイスやイェイツ他の文学を通しても見ている。最後に「まことに、文学の国としかいいよがない」(p。274)とあるが、そこに視点がやや固定されてしまっているのではないかとも思う。連載途中で文学によりすぎていると指摘を受けたいう件りもあるから他の方も同様に思われたのだろう。他の海外の紀行は未読だが、ご自身の文学への関心もあろうが、現地でのコミュニケーション等の限界を埋めようとなさったのではとも思ってしまった。ダブリンに戦時中日本の領事館が置かれていた話は興味深かった。
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