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NHKスペシャル 日本とアメリカ(1) 日本は逆襲できるか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2009/02/26 |
JAN | 9784140813386 |
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NHKスペシャル 日本とアメリカ(1)
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NHKスペシャル 日本とアメリカ(1)
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
静岡図書館で読む。この番組は面白かった。ただし、今となってはです。ドラゴンボール、アトム、スピードレーサー全て外れました。ストーリの完成度だけでは十分ではないのです。
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NHK報道番組の正道を行く骨太な取材と語り口。 ちょうどリーマンショックの前に取材されたこともあってちょっと時代遅れかとも思ったが、結局リーマンショックはその前に懸念されたアメリカと日本との不安定な関係をますます加速させる効果となったということが良くわかった。
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本書は、2008年に計6本放送されたNHKスペシャル「日本とアメリカ」をもとにしている。2月25日出版の本をたまたま書店で見つけ、25日に購入した。第1章「ホワイトハウスに日本を売り込め」は、ワシントンの日本大使館を舞台に誠司外交面での日米の最前線を描く。第2章「”アメリカ”買収...
本書は、2008年に計6本放送されたNHKスペシャル「日本とアメリカ」をもとにしている。2月25日出版の本をたまたま書店で見つけ、25日に購入した。第1章「ホワイトハウスに日本を売り込め」は、ワシントンの日本大使館を舞台に誠司外交面での日米の最前線を描く。第2章「”アメリカ”買収、グローバル化への苦闘」は、大手電気メーカー東芝のアメリカ企業買収の現場を取材する。第3章「日本アニメvsハリウッド」は、儲かるコンテンツとして日本のアニメやマンガに手を伸ばすハリウッドと、日本のアニメ業界との激突の様子を描く。とくに第2章と第3章が興味深かった。 第2章は、東芝がアメリカのウェスチングハウス社を買収する過程を中心に描いている。地球温暖化問題を背景に世界中で原子力発電所建設ラッシュが起ろうとしている。日本の原子力発電関係の技術は世界でトップであり、東芝はその日本でもトップシェアを占めている。しかし技術や経験では高い評価を受けているが、世界の各地域でいざ建設を始めようとすると、国ごとの規制の違いや相手国の関係者や労働者との対応で様々な問題が出るという。それが、ウェスチング買収によってアメリカのブランド力のある会社と手を組んだということで、海外での事業が展開しやすくなり、注文がどんどん増大しているという。ウェスチング社の過去の栄光が最大限に効果を発するということだろう。 第3章は、コンテンツの枯渇に悩むハリウッドが、いかに日本のアニメや漫画に期待しているかがわかってさらに面白かった。ハリウッドは、コミックが原作の「スパイダーマン」がヒットして味をしめ、それ以外のコミックの原作を探しているが、コミック世界はマンネリズムに陥り新しいヒーローはなかなか生まれないという。それに比べると日本の漫画やアニメは、新鮮でアイディアに満ちたコンテンツの宝庫だという。「スピードレーサー」は、すでに公開されたが、「ドラゴンボール」や「鉄腕アトム(アストロボーイ)」もハリウッド版がこれから公開される。本書では、鉄腕アトムのキャラクターイメージをどうするかをめぐって、日米のぎりぎりのやりとりがつぶさに報告されていて興味深かった。
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