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あゝ、荒野 角川文庫
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あゝ、荒野 角川文庫

寺山修司【著】

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あゝ、荒野 角川文庫

704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/02/24
JAN 9784041315330

あゝ、荒野

¥704

商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2026/02/10

自分を上手く出せないナヨナヨ君と、下っ端のチンピラがボクサーへと転身し、一緒に練習励む青春と、残酷なまでのリアリティを上手く描いています。 キャラとストーリーがしっかりしているので、楽しく読むことができました。

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2024/06/17

屈託を持った登場人物たちが織り成す群像小説(筆者はジャズ的だと言っていた)です。 正直、小説としての仕上がりは不十分であると思います。 ただ、この小説にはその不十分さを大きく上回るものがあります。 寺山修司の熱意やエッセンスが煮詰まっているみたいです。 六十年代の主に新宿を舞...

屈託を持った登場人物たちが織り成す群像小説(筆者はジャズ的だと言っていた)です。 正直、小説としての仕上がりは不十分であると思います。 ただ、この小説にはその不十分さを大きく上回るものがあります。 寺山修司の熱意やエッセンスが煮詰まっているみたいです。 六十年代の主に新宿を舞台にしていて、そこには「生のるつぼ」「生のジャングル」「生の荒野」…なんと言うか、生きることに対する人間のドロドロとしたマグマが渦巻いているような小説です。 小説の後半に出てくる、新宿の朝方を描いた詩のような描写部分は白眉の出来でした。

Posted by ブクログ

2024/02/14

若い頃の青臭さといったら目をそむけたくなる。夢や妄想で頭がいっぱいになって高揚したり落ち込んだり、心と体が同時に異性を求めて悶々としたり。 「コンプレックスを抱えることは普通のことなんだよね」って大人の階段を踏み外しながらもちょっとずつ昇ってる今となっては微笑しながら言える。だけ...

若い頃の青臭さといったら目をそむけたくなる。夢や妄想で頭がいっぱいになって高揚したり落ち込んだり、心と体が同時に異性を求めて悶々としたり。 「コンプレックスを抱えることは普通のことなんだよね」って大人の階段を踏み外しながらもちょっとずつ昇ってる今となっては微笑しながら言える。だけど10代20代の若い頃なんて「なんだ自分だけこんなに悩んでるんだ」ってつい考えてしまう。 いつの時代でも人間の本性なんて同じなんだね。みんな一見普通に見えても、心の中はいろんな「ひずみ」を抱えている。 いやあしかし、やっぱり古臭さは否めない。どんなに新しい油も古くなると黒ずんでくる。いくらテラテラピカピカ輝いていても、時間がたてば劣化する。時間の暴力から逃れられるものなんて何ひとつない。時間の暴力にさらされたアンティーク小説、といってもいいと思うけど、だからといって読む価値がないなんて言わないよ。 「何かを見ないために目を閉じる奴もいるかも知れない。しかし、俺は見るために目を閉じるのだ」と禅問答のような分かったような分かんないような部分もあるけど、令和にはない世界観、空気感、「こんな時代も昔の日本にはあったんだなー」という遺伝子レベルでの懐かしさで温められたぬるま湯に、じんわりと足元を浸しているような心地良さもあるんだよね。それと、だいぶ変わってるけど憎めない登場人物たちにちょっと共感したりもする。 この小説の世界観は一過性のものかも知れない。でも人間の本質が今も昔もたいして変わんねえな、っていうありふれてるけど大切な何かがこの場所にはある。そんな気がする。

Posted by ブクログ

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