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あきんど 絹屋半兵衛(下) 文春文庫
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あきんど 絹屋半兵衛(下) 文春文庫

幸田真音【著】

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あきんど 絹屋半兵衛(下) 文春文庫

733

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/02/10
JAN 9784167753443

あきんど 絹屋半兵衛(下)

¥733

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2015/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他人様を恨むときって、案外自分の足は動いていなかったりしてね いつの世でも、ほんまに世の中を変えられるのは、やっぱり民の底力というものなんや いままで以上に他人の意見に耳を傾けることが必要になろう

Posted by ブクログ

2012/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

我が子のように育て上げてきた窯を藩に召上げられ、許可なく立ち入ることも許されず、道具一切を無償で奪い取られた半兵衛はそれでも焼物と関わることをやめずに、作る側から売る側へと立場を変えた。 しかし良い焼物は藩の進物として使われるばかりで一向に半兵衛たちは売ることが出来ず…。 湖東焼。この小説を読むまでその名を聞いたこともなかった。絹屋半兵衛が知ったらきっと肩を落として悲しむのだろうと思いました。 藩が運営を止め、廃窯となったあとに地元の職人達が民窯として引き継ぎ、今日にもその技術は活かされているというくだりには安堵しました。

Posted by ブクログ

2012/10/25

幸田真音の そのたくみな 筆さばきに 圧倒されて 一気に読んだ。 ひさしぶりに いい作品だった。 半兵衛という オトコの生き様 留津 という女性の凛とした 姿勢が 好感持てる。 職人としての 昇吉の想い。 釜のおかれた状況。釜は生きている。 それを見抜き 土と火をなじませる ...

幸田真音の そのたくみな 筆さばきに 圧倒されて 一気に読んだ。 ひさしぶりに いい作品だった。 半兵衛という オトコの生き様 留津 という女性の凛とした 姿勢が 好感持てる。 職人としての 昇吉の想い。 釜のおかれた状況。釜は生きている。 それを見抜き 土と火をなじませる 商人と職人の違いを 際立たせる。 散々苦労して いい物を作ろうとするも・・・。 彦根藩に 召し上げされてしまう 絹屋。 それでも したたかに 立ち向かう 半兵衛。 地域特産品にかける夢。 いや。すごいですな。幸田真音。

Posted by ブクログ

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