商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | メジャーリーグ/星雲社 |
発売年月日 | 2008/12/22 |
JAN | 9784434127878 |
- 書籍
- 文庫
ヘッダ・ガブラー
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ヘッダ・ガブラー
¥576
在庫なし
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
「この世であたくしに向いているのは、たったひとつっきりのことなの」 「退屈すること。死ぬほどね。」 イプセンの晩年に描かれたヒロインの1人、ヘッダ。 自らの人生における何らかの閉塞感のなかで、退屈というものを強く認識し、それを嘆きながらもただ退屈に生き、そして退屈のなかに...
「この世であたくしに向いているのは、たったひとつっきりのことなの」 「退屈すること。死ぬほどね。」 イプセンの晩年に描かれたヒロインの1人、ヘッダ。 自らの人生における何らかの閉塞感のなかで、退屈というものを強く認識し、それを嘆きながらもただ退屈に生き、そして退屈のなかに死んでゆく。 強靭にして繊細。 幸せにして不幸。 不可解にして身近。 賛否を呼ぶのが分かります。 きっと今も昔も、「ヘッダ」は惜しくも時代にはまらない。 *** 彼女のあまりに複雑で不可解な心理状況、理解しがたいほどに狂気じみた行い。その評価はどうあれ、読者に強烈な印象を残す物語じゃないでしょうか。 戯曲とあって、読みやすい・読みにくいの意見は分かれる気がします。もしかすると、本よりも舞台の方が取っ付きやすいのかもしれません。
Posted by