乳酸菌革命 菌やウイルスを殺してはいけません生物はウイルスによって進化しバクテリアによって守られているのです

金鋒【著】

• 販売会社／発売会社: 評言社
• 発売年月日: 2009/02/03
• JAN: 9784828205359

商品レビュー

2012/03/24

中国科学院教授
人類遺伝学博士

金峰（Ｊin Feng)

1956年モンゴル自治区フホホト市生まれ
東京大学理学部博士課程修了。人類遺伝学博士。
現在、中国科学院教授(心理健康重点研究所）

免疫力を高めるのは乳酸菌だけです、中国屈指の知性が描く、問題解決の大きな糸口

はじめにを読んで驚愕する

糖尿病、老人痴呆、癌、消化道、自閉症、鬱、アトピー、の人間の問題から地球温暖化、汚水処理、有機農法、養殖にまで応用できる、すばらしい乳酸菌がそこに示されているのだ。

2003年シナで流行したＳＡＲＳ「非典」の最中、博士は広州の養豚場で、乳酸菌を用いた実験を行った。
汚れのひどい、1ｋｍ先からでも臭い養豚場で、致死率70％のＳＡＲＳ豚に乳酸菌を与えた。2～3週間で死亡率が5％（自然死亡率）に回復した。さらにその豚は食べるととてもおいしい！豚舎の匂いは無くなった。別の豚舎では匂いがセーターに付着して洗濯しても取れない。この劇的な変化に驚いたそうです。

著書の内容には驚かされる記述が多いのですが、少数民族である金博士は「ＮＳ乳酸菌」を製品化され、現代医学がはまっている落とし穴に警鐘を鳴らしています。

「抗生物質はよいバクテリアも悪いバクテリアもなんでもないバクテリアも殺す」

人間はバクテリアに守られているのだから、そんなことをすれば体全体が不調になるに決まっている

2008年「サイエンティフィックス・アメリカン」に自殺や精神病はバクテリアの感染症だという論文が出た、金博士はそれより3年前から同様の論文を書いていたが、周囲から笑われたそうです。

｢金博士、あなたは心理学の知識が少ない、教授なんだから話に気をつけてください」

知識が不足して、わからんチンはどちらだったのでしょう？

私も、西原克成先生の｢日和見感染」の考えを支持します

ですので、よい菌30％　日和見菌60％　悪玉菌10％のバランスこそ大事であり、｢全滅」はいただけません。悪玉菌はより悪い菌を食い止める働きがあるということを知りましょう。

ウイルスと戦うことの無意味も述べられていますので大変参考になります。
子宮頸がんワクチンなど彼ら（国際金融資本）の金儲け手段だということがすぐ分かります。

金峰先生は5月に大阪までこられます「講演会」を予定しています。

最後に、知人が痔だそうで、
対処法を少し、
①消化道（口から肛門）は休息が大事、恐ろしく少食にする
②体の冷えを取る（肛門の血流障害）
③腸内環境をととのえるため乳酸菌を摂る

バランスが崩れているのだから、元に戻すことを考える、早寝早起きと運動（有酸素）
朝日を浴びるとセレトニンが賦活します。

食べ物は乳酸菌メイトと呼ばれる、豆類、ミルク（高品質なもの）納豆などをよく選んでください
ゾウスイなど温かいふやかしたご飯は満腹感があっても少量だからいいのではないでしょうか。

ちなみに私はお天道様が真上に来る12時までは食事しません。腹減ったはいい感じです！

なお、体内で乳酸菌がいい感じになると｢浮気」もなくなるそうですよ！

2009/06/18

人間は発達した自分の脳しか信じない。人間がこの世を支配していると思っている。しかし実際は、地球上を支配しているのは微生物だと著者。
微生物は人間の細胞の１００倍
菌の数が多いから病気は間違え
ヨーグルトのほとんどは高温処理してるので乳酸菌を殺している
ニュローンは考える細胞。消化道には脳に匹敵するほどのニューロンがある。第二の脳。
脳が死んでも身体は生きているが、消化道が死ぬと身体は死ぬ
ドーパミン、セロトニン
牛乳、豆乳が乳酸菌を増やす

2009/02/25

乳酸菌革命―菌やウイルスを殺してはいけません生物はウイルスによって進化しバクテリアによって守られているのです